報道資料
令和5年11月8日
令和5年度「郵便局等の公的地域基盤連携推進事業」における
「へき地の郵便局でのオンライン診療」に関する実証事業の実施
総務省では、令和4年度より実施している「郵便局等の公的地域基盤連携推進事業」について、今般、「へき地の郵便局でのオンライン診療」に関する実証事業を11月15日(水)から下記のとおり実施します。
1 概要
総務省では、デジタル技術と全国24,000局の郵便局ネットワークを活用し、郵便局と地方自治体等の地域の公的基盤が連携して地域課題を解決するための実証事業を行い、モデルケースを全国に展開することを目的に、「郵便局等の公的地域基盤連携推進事業」を令和4年度から実施しています。(
別紙1
)
同事業の1つとして、今年度は、「へき地における医療に対するアクセシビリティの確保」をテーマに、郵便局の空きスペースを活用したオンライン診療の実証事業を全国で初めて石川県七尾市で実施します。これは、厚生労働省により、へき地等において特例的にオンライン診療の受診可能な場所や条件等に係る制度が令和5年5月に示されたこと
※を踏まえて、郵便局の空きスペースを活用することで高齢者等のオンライン医療の確保を行うものです。
※・・・「へき地等において特例的に医師が常駐しないオンライン診療のための診療所の開設について」(令和5年5月18日付け医政総発0518第1号)
2 実証の概要
(1)実施場所
南大呑郵便局(石川県七尾市花園町ワ部2−1)
(2)実施期間
令和5年11月15日(水)〜令和6年2月16日(金)
上記期間の毎週水曜日・金曜日の14時〜16時
(3)実証事業内容
南大呑郵便局内にプライバシーが確保された個室ブースを設置し、オンラインにより診療を実施可能である疾患/病態の患者を対象に、実証協力医療機関(ねがみみらいクリニック)とインターネット回線で接続し、医師−患者間において、情報通信機器を通して診療行為をリアルタイムにより行います。
また、オンライン診療で処方を受けた患者のうち、希望者については、診療後に実証協力薬局とインターネット回線で接続し、オンライン服薬指導を受けることができます。(
別紙2
、
別添1
)
3 その他
実証事業開始セレモニーを11月15日(水)11時00分から南大呑郵便局で実施します。(
別紙3
)取材をご希望される方は、事前に取材申請書をご提出ください。(
別添2
)
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