報道資料
平成30年11月26日
ベトナムとの郵便協力に関する会談等の結果
総務省とベトナム情報通信省は、両者が署名した「郵便分野における協力に関する覚書」の下、11月22日に、ベトナム郵便のホーチミン新区分センター開局記念式典へ出席し、郵便分野における協力の成果を確認しました。なお、同センターは、日本郵便がコンサルティングを行い、日本企業が区分機・関連 機材を納入して新設された最初の区分センターです。
また、両省は同日、ハイレベルの会談を実施し、これまでの協力の成果を共有するとともに、さらなる協力の深化に向けた実務レベルの作業部会を設け、今後も両国の取組について一層の支援を行うことで一致しました。
1.開催日:11月22日(木)
2.開催場所:ベトナム ホーチミン
3. 式典の概要
- ベトナム郵便のホーチミン新区分センター完成に伴う開局記念式典が開催され、日本からは渡辺総務審議官、河上在ホーチミン総領事、開局を支援した日本郵便の谷垣執行役員副社長及び区分機・関連機材を納入した日本企業の代表者や担当役員が、ベトナムからはホン情報通信副大臣、ホーチミン人民委員会等が参加しました。
- 日本郵便は、ベトナムにおける郵便サービスの向上等を目的として、平成27年6月からベトナム郵便への有償コンサルティングを開始し、現在、第4期目を実施しています。今般開局した新区分センターは当該コンサルティングを受けて建設された初の区分センターであり、同社が業務フロー、レイアウト・作業動線、輸送車両の運用体制の構築等開局を支援しています。また、日本企業が同センターで使用する区分機・関連機材を納入しています。
4. 会談の主な出席者
(1)日本側(総務省):渡辺総務審議官 ほか
(2)ベトナム側(情報通信省):ホン副大臣、タイン郵政局長 ほか
5. 会談の主な結果
- 両国の郵政政策、覚書に基づく郵便協力の進展、日本企業によるベトナムにおける郵便・郵便局を活用したビジネス展開等について意見交換を行いました。
- この結果、今後も両国の取組について実務レベルで情報・意見交換を行う作業部会を設け、専門家とも連携して今後の協力のあり方を議論するとともに、一層の支援を行うことで一致しました。
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