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報道資料

令和3年8月25日

総務大臣談話 万国郵便連合(UPU)国際事務局長選挙の結果

現地時間8月25日、コートジボワールにおいて万国郵便連合(UPU)国際事務局長選挙が行われ、日本の候補である目時政彦(めときまさひこ)日本郵便株式会社常務執行役員が当選いたしました。

国連機関のトップに日本人が就くのは、2009年から2019年まで国際原子力機関(IAEA)事務局長を務めた天野之弥(あまのゆきや)氏以来のこととなります。今回の結果は、総務省・外務省をはじめ、関係各所の力を結集した取組が奏功したものと言えます。

UPUは、電子商取引の急拡大に伴う国際物流の増加に対応する国際郵便の仕組み構築を担う国際機関として重要性が高まっています。目時氏は国際郵便分野のみならず、行政分野・外交分野の経験も豊富な人物であり、このような人物がUPUの事務局長として、電子商取引や国際物流を支える、公正で開かれたルール作りの中心となることは、日本の国益に大きく資するものであると 考えます。

日本とUPUは明治10年(1877年)以来の長年の協力関係を有しており、目時氏率いるUPUとの間で、この協力関係を一層深めて参ります。また、今回の選挙を通じて得られた知見を活かし、今後の国際機関の重要ポスト獲得に 向けて一層努力して参ります。

連絡先
情報流通行政局郵政行政部郵便課国際企画室
長谷川監理官、内藤調査官
電話:03-5253-5972(直通)
FAX:03-5253-5973

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