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報道資料

平成30年8月7日
消防庁

平成29年(1〜12月)における火災の状況

 平成29年中の火災の状況について、1月から12月までの確定値を取りまとめましたので、その概要を公表します。
 前年と比較すると、総出火件数、火災による死者数ともに増加しています。

(1) 総出火件数は39,373件、前年より2,542件の増加

 総出火件数は、39,373件で、前年より2,542件増加(+6.9%)しています。火災種別でみますと、建物火災が374件増加、車両火災が190件減少、林野火災が257件増加、船舶火災が増減なし、航空機火災が3件増加、その他火災が2,098件増加しています。

(2) 総死者数は1,456人、前年より4人の増加

 火災による総死者数は、1,456人で、前年より4人増加(+0.3%)しています。負傷者数は、6,052人で、前年より153人増加(+2.6%)しています。

(3) 住宅火災による死者(放火自殺者等を除く。)数は889人、前年より4人の増加

 住宅火災による総死者(放火自殺者等を除く。)数は889人で、前年より4人増加(+0.5%)しています。このうち65歳以上の高齢者は646人で、前年より27人増加(+4.4%)し、住宅火災による死者(放火自殺者等を除く。)数の72.7%を占めています。 

(4) 出火原因の第1位は「たばこ」、第2位は「放火」です。

 総出火件数の39,373件を出火原因別にみると、「たばこ」3,712件(9.4%)、「放火」3,528件(9.0%)、「こんろ」3,032件(7.7%)、「たき火」2,857件(7.3%)、「放火の疑い」2,305件(5.9%)の順となっています。また、「放火」及び「放火の疑い」を合わせると5,833件(14.8%)となっています。
資料の入手方法
 資料については、消防庁ホームページ(http://www.fdma.go.jp/)の「報道発表」欄に、本日(8月7日(火))14時を目処に掲載するほか、総務省消防庁防災情報室(総務省3階)において閲覧に供するとともに配布します。
連絡先
【担当】
 消防庁防災情報室
   岡澤補佐 城門係長 池田事務官
           (代表)03-5253-5111
           (直通)03-5253-7526

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