(1) 総出火件数は39,373件、前年より2,542件の増加
総出火件数は、39,373件で、前年より2,542件増加(+6.9%)しています。火災種別でみますと、建物火災が374件増加、車両火災が190件減少、林野火災が257件増加、船舶火災が増減なし、航空機火災が3件増加、その他火災が2,098件増加しています。
(2) 総死者数は1,456人、前年より4人の増加
火災による総死者数は、1,456人で、前年より4人増加(+0.3%)しています。負傷者数は、6,052人で、前年より153人増加(+2.6%)しています。
(3) 住宅火災による死者(放火自殺者等を除く。)数は889人、前年より4人の増加
住宅火災による総死者(放火自殺者等を除く。)数は889人で、前年より4人増加(+0.5%)しています。このうち65歳以上の高齢者は646人で、前年より27人増加(+4.4%)し、住宅火災による死者(放火自殺者等を除く。)数の72.7%を占めています。
(4) 出火原因の第1位は「たばこ」、第2位は「放火」です。
総出火件数の39,373件を出火原因別にみると、「たばこ」3,712件(9.4%)、「放火」3,528件(9.0%)、「こんろ」3,032件(7.7%)、「たき火」2,857件(7.3%)、「放火の疑い」2,305件(5.9%)の順となっています。また、「放火」及び「放火の疑い」を合わせると5,833件(14.8%)となっています。
資料の入手方法
資料については、消防庁ホームページ(
http://www.fdma.go.jp/)の「報道発表」欄に、本日(8月7日(火))14時を目処に掲載するほか、総務省消防庁防災情報室(総務省3階)において閲覧に供するとともに配布します。