報道資料
平成31年3月8日
消防庁
「緊急消防援助隊の編成及び施設の整備等に係る基本的な事項に関する計画」の改定
消防の広域応援部隊である緊急消防援助隊は、阪神・淡路大震災の教訓を踏まえ、平成7年に創設され、これまでに東日本大震災や平成30年7月豪雨など計38回出動し、消火、救助、救急など人命救助活動を行ってきました。
緊急消防援助隊については、消防組織法に基づき、総務大臣が定める「緊急消防援助隊の編成及び施設の整備等に係る基本的な事項に関する計画」(基本計画)(平成16年2月6日策定)において、隊の規模や編成、車両の整備計画などを定めており、概ね5年ごとに改定してきました。
この度、平成35年度までの登録隊数の増強等を主な内容として基本計画を改定し、緊急消防援助隊の一層の充実強化を図ることとしました。
具体的には、南海トラフ地震、大規模水害、NBCテロ災害などに的確に対応するため、
登録目標隊数を、6,000隊から6,600隊に増強し、このための
車両等の整備を拡充します。
あわせて、今回の隊の増強と車両の整備により、
大規模水害に特化した土砂・風水害機動支援部隊、NBCテロ災害に対応するNBC災害即応部隊を創設し、それぞれ全国で50部隊程度配備することとしています。
また、基本計画の改定に合わせて、緊急消防援助隊のロゴマークを作成しました。
(詳細については、
別紙1
及び
別紙2
のとおり)
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