概 要
〇 2019年8月の全国における熱中症による救急搬送人員は36,755人でした。
これは、昨年8月の救急搬送人員30,410人と比べると6,345人多くなっています。
〇 全国の熱中症による救急搬送状況の年齢区分別、初診時における傷病程度
別等の内訳は次のとおりです。
・ 救急搬送人員の年齢区分別では、高齢者が最も多く、次いで成人、少年、
乳幼児の順となっています。
・ 搬送された医療機関での初診時における傷病程度別にみると、軽症が最も
多く、次いで中等症、重症の順となっています。
・ 都道府県別人口10万人当たりの救急搬送人員は、福島県が最も多く、次い
で群馬県、山形県、新潟県、奈良県の順となっています。
〇 熱中症は正しい知識を身につけることで、適切に予防することが可能です。
予防対策として、日陰や涼しいところで休憩をとること、こまめに水分補給を行う
こと、屋外では帽子をかぶることなどに心がけてください。
〇 消防庁では、熱中症予防啓発のコンテンツとして、「予防啓発ビデオ」「予防啓
発イラスト」「予防広報メッセージ」「予防啓発取組事例集」を消防庁ホームページ
熱中症情報サイトに掲載しています。
全国の消防機関をはじめ、熱中症予防を啓発する関係機関にも御活用いただ
けるよう、以下の消防庁ホームページに掲載していますので、是非御活用くださ
い。
別紙