1 火災予防啓発映像制作の経緯
近年の大規模地震発生時においては電気に起因する火災が多くみられるようになっています。2011年3月11日に発生した東日本大震災における本震による火災のうち、原因の特定されたものの過半数が電気に起因したものでした。
大規模地震発生時には、火災が同時に多くの地点で発生することがあり、消防力が不足することで消火活動が困難な状態となり、住宅密集地等では大規模な火災につながる危険性が高くなります。そのため、地震発生時における出火防止対策等を周知する本映像資料を制作しました。
2 火災予防啓発映像の内容
本映像資料は、地震火災発生のメカニズム等を過去の事例をもとに紹介し、対策例として、家具等の転倒防止措置、感震ブレーカーの設置、安全装置付きの暖房器具の使用など、日常での地震火災対策について周知する内容です。また、地震火災対策に併せて、近年、風水害発生時においても発生が懸念されている通電火災についても対策を周知する内容となっております。(
別紙1
参照)
3 展開