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報道資料

令和2年8月21日

「高齢者の生活実態に対応した住宅防火対策のあり方に関する検討部会」の開催

 住宅火災による高齢者の死者数の低減を図るため、「高齢者の生活実態に対応した住宅防火対策のあり方に関する検討部会」を開催することとしましたのでお知らせします。

1 背景・目的

 近年の住宅火災による年齢階層別死者数(放火自殺者等を除く)をみると、65歳以上の高齢者(以下「高齢者」といいます。)の占める割合が約70%と高い水準で推移している状況であり、今後、さらなる高齢化の進展が見込まれる中で、住宅火災による高齢者の死者数の割合は増加していくことが予想されます。
 住宅火災による死者の大半は「逃げ遅れ」によるものですが、その中でも高齢者については、「逃げ遅れ」の原因として、実際に避難行動を起こしていても、体力、判断力の不足などにより、避難し切れなかったというケースが多く見られる状況です。
 また、死者の発生した住宅火災の出火原因のうち、高齢者については「ストーブ」「こんろ」「コンセント等」「灯明(ろうそくなど)」などの生活に関連したものの割合が、高齢者以外のものと比較して多く見られる状況です。
 こうした状況を踏まえ、住宅火災による高齢者の死者数の低減を図るために、「高齢者の生活実態に対応した住宅防火対策のあり方に関する検討部会」を開催し、高齢者の生活実態等を踏まえた効果的な防火対策について検討を行います。
 

2 主な検討項目

(1) 高齢者の死者が発生した住宅火災の実態について
(2) 高齢者の生活実態調査について
 

3 スケジュール等

日時:令和2年8月24日(月)(第1回開催 ※文書会議形式で開催予定)

4 検討部会委員

別紙PDFのとおり
連絡先
消防庁予防課 繻エ、吉田、道川
TEL:03-5253-7523(直通)
FAX:03-5253-7533
 

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