自動車事故等に対する救助技術の向上を図ることを目的として、「次世代自動車事故等に対する活動技術の高度化に関する検討会」を開催し、先進的な車両等に特化した活動要領等について検討を行っていくこととしましたのでお知らせします。
1 背景・目的
各国で地球温暖化対策が進む中、日本における自動車産業では、二酸化炭素削減により低炭素社会づくりを進めるため、次世代自動車(ハイブリッド自動車、電気自動車、燃料電池車、天然ガス自動車等)の普及が進んでいる。
次世代自動車の高電圧等に対する安全対策については、道路運送車両法に基づく道路運送車両の保安基準第17条の2等により、乗員や救護員の感電を防ぐことが義務付けられている状況であるが、一方で次世代自動車が原型をとどめないほどの強い衝撃を受けた場合などは感電危険のリスクが高まることから、引き続き普及が進む次世代自動車による事故への迅速な対応要領について検討するものである。
2 検討事項
(1)消防活動の基本原則(活動主眼・活動特性・活動原則等)
(2)次世代自動車に関する基礎知識(車両構造・高電圧バッテリー・高電圧ケーブル等)
(3)事象別活動要領(単独・複数・高速道路・火災等)
(4)安全管理対策(個人装備・感電防止・関係機関との連携等)
(5)負傷者の社会復帰を踏まえた救出要領
(6)先進的・効果的な資機材の紹介(一般的な資機材・活用が期待される資機材等)
3 スケジュール(全4回開催予定)
第1回の検討会を令和2年8月27日(木)に開催する予定です。
4 委員
【委員】
(学識者・関係省庁等)
・木下 直樹 日本自動車工業会 電動車部会 電気安全分科会長
・小林 恭一 東京理科大学 総合研究院教授
・関根 和弘 京都橘大学 健康科学部 救急救命学科教授
・��橋 直人 公立諏訪東京理科大学 機械電気工学科非常勤講師
・高橋 昌志 日本自動車研究所 電動モビリティ研究部 水素・電気安全グループ長
・山�ア 孝章 国土交通省 自動車局 安全・環境基準課長
・若原 誠一 日本自動車連盟 ロードサービス部 技術課長
(消防関係)
・大塚 和利 横浜市消防局 警防部 警防課長
・田上 満 長岡市消防本部 次長
・土屋 英輔 豊田市消防本部 警防救急課長
・森田 拓志 全国消防長会 事業企画課長
・山田 寿 東京消防庁 警防部 救助課長
・吉田 克己 神戸市消防局 警防部 警防課 救助・特殊災害担当課長
・渡邊 薫 仙台市消防局 警防部 警防課長
【事務局】
消防庁国民保護・防災部参事官付