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報道資料

令和2年9月29日

令和2年8月の熱中症による救急搬送状況

熱中症による救急搬送人員について、令和2年8月の確定値を取りまとめましたので、その概要を公表します。

概要
○令和2年8月の全国における熱中症による救急搬送人員は43,060人でした。 
 これは、昨年8月の救急搬送人員36,755人と比べると6,305人多くなっています。

○全国の熱中症による救急搬送状況の年齢区分別、初診時における傷病程度別等の内訳は次のとおりです。
・ 救急搬送人員の年齢区分別では、高齢者が最も多く、次いで成人、少年、乳幼児の順となっています。
・ 搬送された医療機関での初診時における傷病程度別にみると、軽症が最も多く、次いで中等症、重症の順となっています。
・ 発生場所別の救急搬送人員をみると、住居が最も多く、次いで道路、仕事場(1)、公衆(屋外)の順となっています。
・ 都道府県別人口10万人当たりの救急搬送人員は、鹿児島県が最も多く、次いで三重県、鳥取県、群馬県、和歌山県の順となっています。

○熱中症は正しい知識を身につけることで、適切に予防することが可能です。また、今年は従前からの予防に加え、新型コロナウイルス感染 症に留意した対応が必要であり、「新しい生活様式」における熱中症予防行動として、こまめな換気や適宜マスクをはずすことなどを心がけてください。

○消防庁では、熱中症予防啓発のコンテンツとして、「予防啓発ポスター」「予防啓発車両用シート」「予防啓発ビデオ」「予防啓発イラスト」「予防広報メッセージ」「熱中症対策リーフレット」「予防啓発取組事例集」を消防庁ホームページ熱中症情報サイトに掲載しています。
全国の消防機関をはじめ、熱中症予防を啓発する関係機関にも御活用いただけるよう、以下の消防庁ホームページに掲載していますので、是非御活用ください。

資料はこちらPDF
連絡先
消防庁救急企画室
担当:神谷、増田、吉岡
電話:03−5253−7529
FAX:03−5253−7532

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