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報道資料

令和2年10月15日
消防庁

令和元年(1〜12月)における火災の状況(確定値)

令和元年中の火災の状況について、1 月から12 月までの確定値をとりまとめましたので、その概要を公表します。
直近10 年を見ると総出火件数及び火災による死者*数は減少傾向にあります。また、住宅火災による死者*数も減少傾向にあるものの、65 歳以上の高齢者の占める割合は増加傾向にあります。 *放火自殺者等を除く。

(1) 総出火件数は37,683 件、前年より298 件の減少

総出火件数は、37,683 件で、前年より298 件減少(-0.8%)しています。火災種別でみますと、建物火災が239 件増加、林野火災が28 件増加、車両火災が75 件減少、船舶火災が増減なし、航空機火災が増減なし、その他火災が490 件減少しています。

(2) 総死者数は1,486 人、前年より59 人の増加

火災による総死者数は、1,486 人で、前年より59 人増加(+4.1%)しています。負傷者数は、5,865 人で、前年より249 人減少(-4.1%)しています。

(3) 住宅火災による死者(放火自殺者等を除く。)数は899 人、前年より47 人の減少

住宅火災による総死者(放火自殺者等を除く。)数は899 人で、前年より47 人少(-5.0%)しています。このうち65 歳以上の高齢者は662 人で、前年より6 人減少(-0.9%)し、住宅火災による死者(放火自殺者等を除く。)数の73.6%を占めています。

(4) 出火原因の第1 位は「たばこ」、第2 位は「たき火」です。

総出火件数の37,683 件を出火原因別にみると、「たばこ」3,581 件(9.5%)、「たき火」2,930 件(7.8%)、「こんろ」2,918 件(7.7%)、「放火」2,757 件(7.3%)、「放火の疑い」1,810 件(4.8%)の順となっています。また、「放火」及び「放火の疑い」を合わせると4,567 件(12.1%)となっています。
資料は、こちらPDFをご覧いただくか、消防庁ホームページをご確認ください。
連絡先
消防庁
国民保護・防災部防災課防災情報室 竹本 淺井 松本
予防課 繻エ 吉田 西出 宮田
(代 表)TEL 03-5253-5111/FAX 03-5253-7536

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