(1) 総出火件数は37,683 件、前年より298 件の減少
総出火件数は、37,683 件で、前年より298 件減少(-0.8%)しています。火災種別でみますと、建物火災が239 件増加、林野火災が28 件増加、車両火災が75 件減少、船舶火災が増減なし、航空機火災が増減なし、その他火災が490 件減少しています。
(2) 総死者数は1,486 人、前年より59 人の増加
火災による総死者数は、1,486 人で、前年より59 人増加(+4.1%)しています。負傷者数は、5,865 人で、前年より249 人減少(-4.1%)しています。
(3) 住宅火災による死者(放火自殺者等を除く。)数は899 人、前年より47 人の減少
住宅火災による総死者(放火自殺者等を除く。)数は899 人で、前年より47 人少(-5.0%)しています。このうち65 歳以上の高齢者は662 人で、前年より6 人減少(-0.9%)し、住宅火災による死者(放火自殺者等を除く。)数の73.6%を占めています。
(4) 出火原因の第1 位は「たばこ」、第2 位は「たき火」です。
総出火件数の37,683 件を出火原因別にみると、「たばこ」3,581 件(9.5%)、「たき火」2,930 件(7.8%)、「こんろ」2,918 件(7.7%)、「放火」2,757 件(7.3%)、「放火の疑い」1,810 件(4.8%)の順となっています。また、「放火」及び「放火の疑い」を合わせると4,567 件(12.1%)となっています。