報道資料

　緊急消防援助隊は、阪神・淡路大震災を教訓に平成7年6月に創設され、平成23年東日本大震災、平成30年7月豪雨、令和元年東日本台風、令和2年7月豪雨、令和3年静岡県熱海市土石流災害など、26年間で計43の災害に出動し、国民の期待に応えるべく、活動してきたところです。
　消防庁では、緊急消防援助隊の消火・救急・救助技術や指揮・連携活動能力等の向上を図るため、平成8年度から全国を6ブロックに分け、都道府県及び市町村の協力を得て緊急消防援助隊地域ブロック合同訓練を実施しています。
　令和3年度は、コロナ禍であってもできる範囲での訓練を計画し、受援都道府県及び被災地消防本部の受援力強化を図るとともに、近年発生した災害を踏まえた実践的な訓練による災害対応能力の更なる強化を行います。