総務省は、これまで統計リテラシーの普及・啓発を先導してきた経験をいかし、日本統計学会等と協力し、“データサイエンス”力の高い人材育成のための取組を展開していきます。
〇 今後の我が国の国際競争力を維持し、経済成長を加速化させるためには、ビジネスの現場においても、データに基 づいて課題を解決する能力の高い人材、いわゆるデータサイエンスを身に着けた人材が不可欠となっています。
このため、“データサイエンス”力の高い人材育成とその学習基盤整備が喫緊の課題となっています。
〇 このようなことを踏まえ、今般、総務省統計局及び統計研修所が、これまで統計リテラシーの普及・啓発を先導してきた経験をいかし、日本統計学会等と協力し、以下の取組を展開していきます。
【取組】
(1)統計力向上サイト「データサイエンス・スクール」の開設
パソコンやスマートフォンなどでデータの活用方法や統計に関する知識を、いつでも誰でも気軽に学べる統計力向上
サイト「データサイエンス・スクール」を6月1日から統計局ホームページに開設します。
(2)「データサイエンス・オンライン講座」の立ち上げ
自らの学びをサポートするウェブ上で誰でも無料で参加可能なオープンな講義「データサイエンス・オンライン講座」を
今年度中に立ち上げます。これは、いわゆる「MOOC(ムーク)」 の手法を用いた取組です。
〇 この取組を通じて、日本の企業活動の活性化につながることを期待しています。
※協力団体
・独立行政法人 統計センター
・公益財団法人 統計情報研究開発センター
・一般社団法人 日本統計学会
・一般財団法人 日本統計協会