総務省統計局及び独立行政法人統計センターは、政府関係機関移転基本方針（平成28年3月22日まち・ひと・しごと創生本部決定。以下「基本方針」という。）に基づき、和歌山県において、実証実験を実施します。
1 概要
総務省統計局及び独立行政法人統計センターは、基本方針に基づき、和歌山県において、統計データ利活用に関する業務の地方実施について、ICTの活用等を図りつつ、地域のユーザー、研究者、データサイエンスに関する蓄積との連携、人材確保、利便性等を検証すべく、下記のとおり実証実験を実施します。
2 具体的な実証実験内容及びスケジュール（予定）
○ 5月 統計データ利活用に関する有識者会議の開催
和歌山県（近畿圏）の統計有識者（統計ミクロデータ、データサイエンスの専門家等）から、統計データ利活用に関する課題や方策等を聴取
○ 6月 全国規模の研修会の開催
全都道府県が参加する全国規模の研修会（統計データ利活用を含む。）を和歌山県で開催
○ 7月 統計ミクロデータの利活用実験
高いセキュリティを確保したオンサイト施設を模擬的に設置し、統計ミクロデータ（調査票データ）の擬似的な提供を実施
○ 7月 統計データ利活用シンポジウムの開催
近畿圏における統計データ利活用の展望や、和歌山県のデータサイエンスに関する取組等をテーマにシンポジウムを開催（和歌山県と共催）
