1 経緯等
消費者物価指数は、全国の世帯が購入する財及びサービスの価格等を総合した物価の変動を時系列的に測定するものです。同指数は、一定の周期で指数の基準年次を更新するとともに品目やウエイトなどの見直しを行っており、現行の2015年基準から2020年基準への切替え(令和3年(2021年)8月に予定)に当たっては、その基本方針として「消費者物価指数2020年基準改定計画」(令和2年(2020年)12月4日)を定めています。
同計画においてウエイトについては、新型コロナウイルス感染症の影響を踏まえ必要に応じて調整を行うこととしていましたが、その後、令和2年(2020年)の消費支出の状況を検証し、統計委員会審議及び有識者等への意見聴取を重ねてきました。
これらを踏まえて今般、ウエイトの作成方法等の方針を取りまとめ、併せて同計画の一部を改定しました。
2 改定の内容
改定の概要及び改定後の計画等は別紙
1
、
2
及び
3
のとおりです。
3 今後のスケジュール(予定)
消費者物価指数の2015年基準から2020年基準への切替えは、令和3年(2021年)8月(同年全国7月分の公表時)に予定しています。
また、それに先立ち、関連情報(ウエイト、モデル式の内容など)や指数の遡及結果を公表する予定としており、そのスケジュールについては、令和3年(2021年)6月に公表する予定です。
関連資料