報道資料
平成28年4月4日
「STAT DASHグランプリ2016」の受賞者のお知らせ
−統計データ利活用アプリケーション・アイデアコンテスト−
総務省統計局・統計研修所及び独立行政法人統計センターは、統計データや統計APIを活用するアイデアを募集するコンテスト「STAT DASHグランプリ2016」を開催しました。
69作品の応募があり、厳正な審査の結果、総務大臣賞等12作品が決まりました。
1 概要
総務省統計局・統計研修所及び独立行政法人統計センターは、政府統計の総合窓口(e-Stat)をより使いやすくしてサービスの向上を図ること及び社会経済における政府統計データのより高度な活用の普及・促進を目的として、統計データや統計APIを活用したアイデアを募集するコンテスト「STAT DASHグランプリ2016」を実施し、総務大臣賞、優秀賞及び敢闘賞を決定しました。
2 受賞作品
- 【総務大臣賞】
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<行政サービス開拓部門>
- 作品名:小中学生のための統計情報ポータルサイト「e-Stat Junior」の提案
- 受賞者:関西学院高等部数理科学部(代表:佐々木 雄司)
- 概要: 学習指導要領に基づいた学年別の推奨統計データを提供したり、小中学生が簡単に統計データを利活用できるように専門的な用語を使用しない、漢字にふりがなを付けるなど、統計学習をしやすいようにサポートする小中学生のための統計情報ポータルサイト「e-Stat Junior」の整備を提案する。 実際に統計を学習している高校生の視点で、統計学習をしやすい環境の整備を要求する大変有意義なアイデア
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<データ利活用啓発部門>
- 作品名:オープンデータのためのオープンソース データビジュアライゼーション プラットホームE2D3(Excel to D3.js)の開発とE2D3を用いたデータリテラシー教育事業の創造
- 受賞者:E2D3 ver.0.7 開発チーム(代表:五十嵐 康伸)
- 概要 : Excelで統計データ等を分かりやすく、グラフィカルに表示できるオープンソースソフトウェア「みんなで作るデータビジュアライゼーションプラットホーム」を提供し、小学校から大学・企業までの様々な現場における、データリテラシー(必要なデータを見つける力、整理する力、理解する力)の向上を支援する。広く普及しているExcelを使用することで、「データって面白い」という観点から、データリテラシーを広めるという、今後が期待されるアイデア
- 【優秀賞】
- <行政サービス開拓部門>
- 作品名:JSON-statによる統計データ提供フォーマットの共通化
- 受賞者:佐藤 英人
- <データ利活用啓発部門>
- 作品名:都道府県ごとの健康指標を可視化するwebアプリケーション
- 受賞者:AA to FR(代表:藤井 亮輔)
- 【敢闘賞】
- <行政サービス開拓部門>
- 作品名:オンデマンド集計システムの整備
- 受賞者:小野 正明
- 作品名:eL-Stat(地方自治体の統計業務支援窓口)の構築
- 受賞者:世界メッシュコード研究会(代表:佐藤 彰洋)
- 作品名:Linked e-Stat
- 受賞者:松澤 有三
- 作品名:J-IdP for Innovation
- 受賞者:板垣 真太郎
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<データ利活用啓発部門>
- 作品名:統計API機能を活用した旅行・宿泊支援アプリケーション
- 受賞者:世界メッシュコード研究会(代表:佐藤 彰洋)
- 作品名:2025年の日本型医療に向けた時間軸に着目したデータ分析と地域医療における活用
- 受賞者:小池 麻美
- 作品名:地方自治体の総合的パフォーマンス分析と改善目標を算出するアプリケーションのコンセプトについて
(「SDGs(持続可能な開発目標)」が掲げる17の解決課題を参考)
- 受賞者:中島 卓也
- 作品名:e-StatからDB分析エンジンXView(クロスビュー)へのデータ転送・登録機能について
- 受賞者:市民のミカタプロジェクト(代表:花谷 修一)
※ 各賞の詳細については、「STAT DASHグランプリ2016」のサイトを御覧ください。
http://www.e-stat.go.jp/api/event/result_statdash2016/
(参考資料)「STAT DASHグランプリ2016」について
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