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報道資料

令和7年10月20日

「Data StaRt Award 〜第10回地方公共団体における 統計データ利活用表彰〜」の受賞団体及び 「統計データ分析コンペティション2025」の受賞者の決定

 総務省では、統計データを利活用した行政施策の立案や行政サービスの改善等の優れた取組を進める地方公共団体に対し、「地方公共団体における統計データ利活用表彰」を行っています。
 また、高校生、大学生等の統計の有用性への理解と統計データの利活用拡大のため、独立行政法人統計センター等と協力して、「統計データ分析コンペティション」を実施しています。
 この度、各取組における総務大臣賞等が決まりましたので、お知らせします。

1 Data StaRt Award 〜第10回地方公共団体における統計データ利活用表彰〜

<概要>
 客観的な統計データに基づく的確かつ効率的な行政運営を促進する観点から、地方公共団体における統計データの利活用を推進することを目的として、平成28年度から行っています。審査の結果選ばれた、総務大臣賞、統計局長賞及び特別賞は次のとおりです。
<受賞団体及び受賞取組>
 【総務大臣賞】
  岐阜県関市
   「ゼロコストで実現する水道有収率詳細可視化と漏水リスク対策」
 【統計局長賞】
  大阪府
   「大阪府広域データ連携基盤(ORDEN)」
 【特別賞】
  千葉県柏市
   「フレイル予防×インセンティブで介護給付費削減効果!」
  兵庫県西宮市
   「データを活用した不登校対策事業」
  広島県東広島市
   「モバイルGPSデータによる推定交通量と推定迂回路を利用した橋梁維持管理方針の検討」

2 統計データ分析コンペティション2025

<概要>
 高校生、大学生等の統計の有用性への理解と統計データの利活用拡大のため、総務省、独立行政法人統計センター、大学共同利用機関法人情報・システム研究機構統計数理研究所及び一般財団法人日本統計協会の共催により、平成30年度から実施しています。審査の結果選ばれた、総務大臣賞、優秀賞、統計数理賞、統計活用奨励賞、審査員奨励賞及び学校表彰は次のとおりです。
<高校生の部:受賞者及び受賞論文>
 【総務大臣賞】
  加藤 篤(名古屋大学教育学部附属高等学校)
   「医師数偏在の要因と医師数偏在の診療科偏在への影響」
 【優秀賞】
  杉野 瑠美(雲雀丘学園高等学校)
   「都市類型別にみる所得格差のメカニズム
    ―主成分分析とクラスター分析による都市分析―」
 【統計数理賞】
  水本 優希(鳥取県立鳥取湖陵高等学校)
  山口 晃(角川ドワンゴ学園S高等学校)
   「地方移住の決定要因に関するパネルデータ分析―ラグ効果の検証を通じて―」
 【統計活用奨励賞】
  勝田 花梨(江戸川学園取手高等学校)
   「介護職の離職率に影響する地域要因の分析と介護人材確保策の推進」
<大学生・一般の部:受賞者及び受賞論文>
 【総務大臣賞】
  永渕 真緒(津田塾大学総合政策学部総合政策学科)
   「何が女性議員比率を左右するのか
    ―東京特別区議会を対象にしたパネルデータ分析―」
 【優秀賞】
  大野 恒平(新潟大学経済科学部総合経済学科)
   「教員の精神疾患休職の要因と教育政策への示唆」
 【統計数理賞】
  新井 陽登、陸 家傑、宮下 真翔(上智大学大学院理工学研究科)
  岡田 蒼未、柴田 悠生(上智大学理工学部情報理工学科)
   「クラスタリングを用いた男子中学生の持久力低下の要因特定」
 【統計活用奨励賞】
  川村 結愛、磯ア 結希、鍛治 和香、濱田 侑弥、宮脇 渉多
  (大阪経済大学経済学部経済学科)
   「日本におけるMRI設置の現状と過剰導入の実証的検証」
<審査員奨励賞:受賞者及び受賞論文>
 【高校生の部】
  佐々木 雄規(開成高等学校)
   「小中高生の自殺要因についての統計的検討
    ―地域差に着目したパネルデータ分析―」
  椎名 惇気(慶應義塾湘南藤沢高等部)
   「自己肯定感を高める要因となる共通特徴の探求」
  関根 悠大(早稲田大学系属早稲田実業学校高等部)
   「消滅可能性自治体を救うには」
  竹内 稜(早稲田大学系属早稲田実業学校高等部)
   「5つの視点に基づく不登校の原因究明と対策」
  成清 嵩憲、安部 航平、岩本 瀬璃、矢方 大獅(大分工業高等専門学校)
   「都市性と医師密度・年齢調整死亡率の関連性の解析」
  松本 春飛(京華高等学校)
   「合計特殊出生率の変動要因分析」
 
 【大学生・一般の部】
  小松原 早貴(独立行政法人国際観光振興機構)
   「CO2排出特性による市区町村の類型化と地域特性の関係に関する研究
    ―2017年度と2022年度のCO2排出量データを用いた分析―」 
  小村 涼太郎、杉山 航太、伊藤 諒、後藤 隼人(上智大学大学院理工学研究科)
  飯泉 匠朗、竹浪 悠人(上智大学理工学部情報理工学科)
   「女性の社会進出を支援する環境要因分析と改善案の提言」
  立花 れい菜(上智大学大学院応用データサイエンス学位プログラム)
   「デジタル教科書は学力にプラスかマイナスか?:機械学習×SHAP解析による検証」
  遠山 修生、降籏 直二郎、HOANG THI MY LINH(信州大学経法学部応用経済学科)
   「日本の人口変動の要因分析(パネルデータ分析とランダムフォレストを用いて) 
  山形 陽生(武蔵精密工業株式会社)
   「人口動態の地域差に着目した基礎的分析」
<学校表彰>
  慶應義塾湘南藤沢高等部
  早稲田大学系属早稲田実業学校高等部

3 資料の入手方法

 詳細については、以下のURLからダウンロードできます。
 ・Data StaRt Award 〜第10回地方公共団体における統計データ利活用表彰〜
  https://www.stat.go.jp/guide/public/rikatsuyou/pdf/ho251020_ref.pdf別ウィンドウで開きます(総務省統計局ホームページ)
 ・統計データ分析コンペティション2025
  https://www.stat.go.jp/dss/pdf/2025award.pdf別ウィンドウで開きます(総務省統計局ホームページ)
連絡先
【全体に関する問合せ】
 統計局統計情報利用推進課
  担当:辻元課長補佐 田中統計専門職 田村官
  電話:03-5273-1023(直通)
  E-mail: y-senryaku_atmark_soumu.go.jp
【「地方公共団体における統計データ利活用表彰」に関する問合せ】
 統計局統計データ利活用センター
  担当:日向センター長補佐 縄田主査
  電話:073-425-0205(直通)
  E-mail: data-rikatsuyou_atmark_soumu.go.jp
【「統計データ分析コンペティション」に関する問合せ】
 独立行政法人統計センター統計技術・提供部技術研究開発課
  担当:伊原課長 石井課長代理 仲西統計専門職
  電話:03-5273-1368(直通)
  E-mail: statcompe_atmark_nstac.go.jp
※スパムメール防止のため、「@」を「_atmark_」と表示しています。送信の際は「@」に変更してください。

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