1 背景
総務省では、総務大臣が主宰する「2020年に向けた社会全体のICT化推進に関する懇談会」を開催し、2020年東京オリンピック・パラリンピック競技大会及びそれ以降の我が国の持続的成長も見据え、社会全体のICT化の推進に向けた検討を行っております。現在、同懇談会で取りまとめた「アクションプラン(第一版)」(平成27年7月)の実現に向けて、取組を推進しています。
同懇談会では、本アクションプランに基づき、訪日外国人の快適な滞在を可能とする「おもてなし」の実現に向けた議論を進めて参りました。この議論を踏まえ、総務省では、平成28年度実証事業として、IoTおもてなしクラウド事業を実施いたします。
2 実証事業の内容
本事業では、千葉・幕張・成田地区、港区地区及び渋谷地区の3地区において、訪日外国人がIoTおもてなしクラウドに登録するパスポート情報や自国語情報等の属性情報と、交通系ICカードやスマートフォン等との紐付けを行い、ホテルでのスムーズなチェックインや自国語による経路案内といった個人に最適な情報・サービスの提供に向けた実証を行います(詳細は、
別紙
参照)。
(添付:
参考資料
)