報道資料
平成28年9月26日
2016年ITU世界電気通信標準化総会(WTSA-16)への対処
総務省は、本日開催の情報通信審議会 情報通信技術分科会 ITU部会(部会長:鈴木 陽一 東北大学教授)の決議を受け、情報通信審議会(会長:内山田 竹志 トヨタ自動車株式会社 取締役会長)から、平成5年4月26日付け諮問第2号「国際電気通信連合電気通信標準化部門の活動への対処について」の一部答申を受けました。
1 背景
国際電気通信連合電気通信標準化部門(ITU-T)は、世界規模での電気通信の標準化を推進するために、技術、運用及び料金についての課題を研究し、また、それらについての勧告を採択することを任務としています。その活動は、情報通信サービスの全世界規模での相互接続性を確保する上で極めて重要であり、我が国の国際競争力にも大きな影響を与えるものです。
ITU-Tの活動全般についての決定を行う総会であるITU世界電気通信標準化総会(WTSA-16)が、本年10月25日から11月3日までチュニジア共和国ヤスミン・ハマメットにおいて開催される予定となっています。WTSA-16では、勧告案の承認、次研究会期(2017〜2020年)の研究課題及び作業方法の見直し等について審議が行われることとなっています。
2 一部答申の概要
3 今後の予定
総務省は、この一部答申を踏まえ、WTSA-16において対処していく予定です。
2016年世界電気通信標準化総会(WTSA−16)の概要
1 会議名称
World Telecommunication Standardization Assembly 2016 (WTSA-16)
(2016年世界電気通信標準化総会)
2 会議目的
世界電気通信標準化総会(WTSA)は、国際電気通信連合(ITU)の電気通信標準化部門(ITU−T)の総会で、通常4年に1回開催されることになっており、勧告案・決議案の承認、次研究会期における研究グループ(SG)の研究課題等が決定される。
3 開催期間
平成28(2016)年10月25日(火)から11月3日(木)まで
4 開催場所
チュニジア共和国 ヤスミン・ハマメット
5 参加資格
主管庁(193加盟国)及び電気通信標準化部門セクターメンバー(218メンバー)
6 主な議題
(1)勧告案の承認
(2)SG議長・副議長の任命
(3)作業方法の見直し
(4)研究課題の承認 等
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