総務省トップ > 広報・報道 > 報道資料一覧 > 国際電気通信連合無線通信総会への対処 −2019年ITU無線通信総会(RA−19)−

報道資料

令和元年9月27日

国際電気通信連合無線通信総会への対処
−2019年ITU無線通信総会(RA−19)−

総務省は、情報通信審議会 情報通信技術分科会 ITU部会(部会長:相田 仁 東京大学大学院 工学系研究科 教授)の決議を受け、本日、情報通信審議会(会長:内山田 竹志 トヨタ自動車株式会社 取締役会長)から、平成6年1月24日付け諮問第1号「国際電気通信連合無線通信総会への対処について」のうち、RA−19への対処について、答申を受けました。

1 背景

 国際電気通信連合無線通信部門(ITU−R)は、無線通信に関する技術及び運用についての研究を行うとともに、各国の無線通信局間の有害な混信を避けるための周波数スペクトル帯の分配、周波数割当ての登録等を行うことにより、無線通信に関する国際電気通信連合の目的を達成することを任務としています。その活動は、我が国の無線通信システムの発展、電波監理、電波監視等にも大きな影響を与えるものです。
 令和元年10月21日から10月25日までエジプト(シャルム・エル・シェイク)において開催が予定されているRA−19では、勧告案の承認、次研究会期(2020〜2023年)の研究課題等について審議が行われることとなっています。
 

2 答申の概要

RA−19への対処についての答申の概要は別添PDF(PDF)のとおりです。

3 今後の予定

総務省はこの答申を踏まえ、RA−19において対処していく予定です。

4 資料の入手方法

 本報道資料については、以下の連絡先において閲覧に供するとともに、総務省のホームページ(http://www.soumu.go.jp)の「報道資料」欄に、本日(9月27日(金))14時目途で掲載いたします。
連絡先
国際戦略局通信規格課
天野専門職、佐々木係長、吉川官
電話:03−5253−5763(直通)
FAX:03−5253−5732

2019年無線通信総会(RA−19)の概要

1 会議名称
  Radiocommunication Assembly 2019 (RA-19)
  (2019年無線通信総会)

2 会議目的
  無線通信総会(RA)は、国際電気通信連合(ITU)の無線通信部門(ITU−R)の総会で、通常3〜4年に1回開催されることになっており、勧告案等の承認、次研究会期における研究委員会(SG)構成の審議、研究課題の承認等が行われる。

3 開催期間
  令和元年(2019)年10月21日(月)から10月25日(金)まで

4 開催場所
 エジプト(シャルム・エル・シェイク)

5 参加資格
  主管庁(193加盟国)及び無線通信部門セクターメンバー(218メンバー)

6 任務
(1)勧告案等の承認
(2)SG構成の審議
(3)SG議長・副議長の任命
(4)作業方法の見直し
(5)研究課題の承認 等

7 委員会構成(想定)
(1)第1委員会: 会議運営
(2)第2委員会: 予算管理
(3)第3委員会: 編集(決議の調整)
(4)第4委員会: SGの構成及び作業計画
(5)第5委員会: RA及びSGの作業方法

ページトップへ戻る