報道資料
令和元年10月18日
国際電気通信連合(ITU)無線通信総会(RA-19)及び
世界無線通信会議(WRC-19)の開催
国際電気通信連合(ITU)では、標記会合をエジプト(シャルム・エル・シェイク)において開催します。
本会合には総務省、外務省、通信事業者、メーカー、関係団体等が日本代表団を構成し、参加いたします。総務省としては、同会合において、我が国の意見が最大限に反映されるべく、積極的に対応していく予定です。
1 無線通信総会(Radiocommunication Assembly:RA-19)の概要
ITU無線通信部門の勧告案及び決議案並びに研究委員会(SG)における研究課題の承認、SG議長・副議長の任命等の審議を行うための会議。通常3〜4年に1度、開催される。
- (1)日程
本年10月21日(月)から同月25日(金)まで
- (2)主な議題
- ア SG会合から提出された勧告案の承認
落水者救助等で用いられる自律型海上無線機器の送信出力等に関する技術特性を定める新勧告案等の審議
- イ SG会合から提出された決議案の承認
将来の放送の進展に向けた研究方針に関する新決議案等の審議
- ウ 次研究会期における研究課題の承認
地上系IMT(International Mobile Telecommunications)の高度化に伴う技術要件、アプリケーションに関する研究課題等の審議
- エ SG議長・副議長の任命
各研究委員会の議長・副議長の任命
2 世界無線通信会議(World Radiocommunication Conference:WRC-19)の概要
国際的な周波数帯の利用方法、無線局の運用手続、技術基準等を規定する無線通信規則(RR:Radio Regulations)の改正を行うための会議。通常3〜4年に1度、開催される。
- (1)日程
本年10月28日(月)から11月22日(金)まで
- (2)主な議題
- ア 将来のIMT開発に向けた周波数特定についての審議
- イ ITSのグローバル又は地域における周波数ハーモナイゼーションについての審議
- ウ 次回、次々回以降の世界無線通信会議の議題等についての審議(我が国は、2023年開催予定のWRC-23の議題として、2.7GHz以下のIMT特定帯域における、IMT基地局としての高高度プラットフォーム利用に向けた周波数特定の検討等を提案)
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