令和8年4月20日(月)から同月24日(金)までタイ王国(バンコク)で開催された第38回ASTAP総会において、我が国の岩田秀行氏((一社)情報通信技術委員会 代表理事専務理事)が次期ASTAP議長に選出されました。
1 ASTAP概要
アジア・太平洋電気通信標準化機関(ASTAP:Asia-Pacific Telecommunity Standardization Program)は、アジア・太平洋電気通信共同体(APT:Asia-Pacific Telecommunity)※が開催する会議で、ICTの国際標準化に向けたアジア・太平洋地域における協力や、域内各国でICTサービスを普及するための連携等について検討を行っています。
第38回ASTAP総会では、生成AIの安全利用、6G・テラヘルツ通信、非地上系ネットワーク(NTN)、グリーンICT等に関するAPTレポート案の他、エンボディドAI(身体をもつAI)、シティバース(都市のメタバース)、災害時通信レジリエンス、新技術戦略の横断的検討等を対象とする新規作業項目に関する審議が行われました。
※ 1979年、アジア・太平洋地域における電気通信専門の国際機関として設立。本部タイ(バンコク)。当該地域における電気通信の均衡した発展を目的として、研修やセミナーを通じた人材育成、標準化や無線通信などの地域的政策調整等を行っている。
2 次期議長の選出
本総会において、任期満了に伴うASTAP議長等の選出が行われ、2026年4月から3年間を任期として、我が国の岩田秀行氏の次期 ASTAP議長への就任が決定しました。岩田氏((一社)情報通信技術委員会 代表理事専務理事)は、2011年よりASTAPのWG(ワーキンググループ)等における各種役職を歴任し、2020年からはASTAP副議長を務める等、15年以上にわたり、ASTAP関連活動に貢献されてきました。また、APTが実施するICT分野に関する研修や各種パイロットプロジェクトの実施にも積極的に携わる等、ASTAP以外のAPT関連活動にも多大な貢献をされております。
3 その他