本日、日米豪印首脳会合が行われた機会に併せて、総務省は、米豪印政府の担当省庁との間で、局長級の「5Gサプライヤ多様化及びOpen RANに関する協力覚書」に署名しました。
1 背景
日米豪印(クアッド)では、首脳会合の下で、重要・新興技術作業部会(CET WG)を開催し、安全で開放的で透明な5Gなどのネットワークの構築に資する「サプライヤの多様化」や具体的な取組である「Open RAN」の普及促進などに向けた方策について、継続的に議論を実施してまいりました。
今般、こうした日米豪印の協力をさらに強力に前進させるべく、4カ国の担当省庁の局長間で、協力覚書を締結しました。
2 覚書の内容(主な項目及び概略)
1 目的
2 協力・活動の範囲
・ Open RANの検証、相互運用性、セキュリティに関する情報共有
・ 試験環境の共有の可能性の検討
・ 更なる協力内容の検討
・ 更なる同志国との連携可能性の検討
3 実施体制
4 枠組の見直し
3 今後の方針
総務省では引き続き、本覚書に基づき、米豪印政府と協力して5Gサプライヤ多様化やOpen RANについて、協力の具体化や、第三国連携といった取組を進めてまいります。