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報道資料

令和4年9月30日

総務大臣談話 国際電気通信連合(ITU)電気通信標準化局長選挙の結果

 現地時間9月30日、ルーマニア(ブカレスト)において国際電気通信連合(ITU)電気通信標準化局長選挙が行われ、日本の候補者である尾上 誠蔵(おのえ せいぞう)日本電信電話株式会社CSSO(最高標準化戦略責任者)が当選いたしました。

 情報通信・郵便分野に関する国連機関の幹部ポストに日本人が就くのは、本年1月に万国郵便連合(UPU)の国際事務局長に就任した目時 政彦(めとき まさひこ)氏に次ぐものとなります。

 ITUの電気通信標準化局は、5Gやその次のBeyond 5G(6G)といった移動通信ネットワークの技術革新が急速に進む中、通信ネットワーク分野の標準化を担う国際機関として、これまで以上に重要性が高まっています。尾上氏は、移動通信システムの業界団体の中で標準化と技術開発の両面で主導的な役割を果たすとともに、2017年から2021年まで、ドコモ・テクノロジ株式会社代表取締役社長を務め、経営手腕を発揮してきた人物であり、このような人物が、今後の通信ネットワーク分野の標準化におけるルール形成の場の指導的な役割を担うことは、日本の国益に大きく資するものであると考えます。
 
 日本とITUは、前身である万国電信連合に1879年に加盟して以来、長年の協力関係を有しております。尾上氏の率いる電気通信標準化局との間でも協力関係を一層深めて、国際的な電気通信の発展に貢献して参ります。
連絡先
国際戦略局国際戦略課
大森国際戦略課長、林企画官、栗原統括補佐、新堀係長
電話:03-5253-5719(直通)
FAX:03-5253-5945

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