総務省トップ > 広報・報道 > 報道資料一覧 > OECDデジタル経済に関する閣僚会合の結果

報道資料

令和4年12月16日

OECDデジタル経済に関する閣僚会合の結果

 令和41214日から15日までの2日間、スペイン(グランカナリア)においてOECDデジタル経済に関する閣僚会合が開催され、総務省から国光政務官が出席しました。本会合には、OECD加盟国のほか、招待国、関係国際機関等が参加し、デジタル経済分野の近年の進展や課題について議論しました。本会合の成果として、「信頼性のある、持続可能で、包摂的なデジタルの未来」に関する閣僚宣言を採択しました。

1.開催日

令和4年12月14日(水)〜15日(木)

2.開催概要

 OECD(Organisation for Economic Co-operation and Development:経済協力開発機構)は、経済問題全般について欧米等の先進38ヶ国で協議する国際機関であり、本会合は1998年のカナダ・オタワ、2008年の韓国・ソウル、2016年のメキシコ・カンクンに続く4回目の開催となります。
 スペイン(グランカナリア)で開催された本会合では、「信頼性のある、持続可能で、包摂的なデジタルの未来の構築による、長期的な復興及び経済成長の促進」をメインテーマに、「国際経済のデジタルイネーブラー」、「より良い社会の構築」、「人間中心の社会」、「AIと新興技術」の4つのサブテーマで議論しました。
 総務省から国光政務官が出席し、オープニングイベントでスピーカーとして閣僚会合テーマを紹介しました。また、パネリストとして「接続性の未来―高品質ネットワークへの投資」に登壇しました。
 本会合の成果として、「信頼性のある自由なデータ流通(DFFT:Data Free Flow with Trust)」や信頼できるAI、次世代インフラ開発に向けた課題認識や方向性をとりまとめた「信頼性のある、持続可能で、包摂的なデジタルの未来」に関する閣僚宣言が採択されました。

(添付資料) 「信頼性のある、持続可能で、包摂的なデジタルの未来」に関する閣僚宣言
       【原文】/【仮訳

<参考>
・OECDデジタル経済に関する閣僚会合公式ウェブサイト
 https://www.oecd-events.org/digital-ministerial
 
連絡先
(連絡先)
国際戦略局 多国間経済室
担当:佐々木補佐、本田係長、大波官
電話:03-5253-5929

ページトップへ戻る