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報道資料

令和7年6月9日

川崎総務大臣政務官のフランス共和国への出張の結果

 令和7年6月3日(火)から同年6月6日(金)まで、川崎総務大臣政務官はフランス共和国に出張し、OECD閣僚理事会に出席するとともに、コスタリカ共和国及びOECDの要人と会談等を行い、今後の情報通信分野の協力関係の強化に向けた意見交換を行いました。
 出張結果概要は以下のとおりです。

 令和7年6月3日(火)及び4日(水)、フランス・パリでOECD閣僚理事会が開催され、 総務省から川崎総務大臣政務官及び今川総務審議官が出席しました。
 川崎総務大臣政務官からは、AIガバナンスの国際的な相互運用を確保することの重要性を訴えるとともに、「広島AIプロセス・フレンズグループ」や「報告枠組み」といった広島AIプロセスに関する取組を進めることの重要性について言及したほか、OECD AI原則の価値観を普及拡大させること、特に東南アジアへ向けたアウトリーチの重要性について発言しました。これに対して、他の多くの国から広島AIプロセス及び日本の取組を高く評価する旨の発言がありました。

 また、パウラ・ボガンテス・サモラ・コスタリカ共和国科学技術・電気通信大臣との会談を行い、AIガバナンスをはじめとする情報通信分野における更なる協力について意見交換を行うとともに、AIガバナンスに関する国際的な相互運用性の促進のために両国が引き続き連携していくことを確認しました。

 さらに、武内良樹OECD事務次長との会談を行い、情報通信分野における我が国とOECDの協力関係をより一層強化するために意見交換を行うとともに、広島AIプロセスといったAIガバナンスに関する取組を両者が引き続き連携して取り組んでいくことを確認しました。

 加えて、オードリー・プロンクOECD科学技術イノベーション局次長への令和7年度「情報通信月間」総務大臣表彰の授与及び意見交換を行ったほか、自動運転ソフトウェアに関する研究開発やデータセンターの運営を行っている在フランス企業との意見交換を実施しました。
連絡先
国際戦略局国際経済課多国間経済室
担当 :山川補佐、田埜係長
電話 :03-5253-5929

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