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報道資料

平成26年5月8日

上川総務副大臣のエクアドル共和国への訪問結果

 上川総務副大臣は、平成26年4月26日から5月1日までの日程で、エクアドル共和国を訪問いたしました。
 エクアドルは、2010年に地デジ日本方式(ISDB-T)を採用しておりいままで地デジ分野で協力関係にあったところですが、今回の訪問でその協力関係をICT分野全体に拡大することでエクアドル政府高官と同意し、共同声明に署名いたしました。

エクアドル訪問結果概要

(1) グラス副大統領、コルネホ危機管理庁長官と会談を実施し、防災や教育といった様々な分野に地デジを含むICTを活用することについて両国が協力していくことで意見が一致しました。

(2) ゲレーロ通信・情報社会大臣との間で、エクアドルとの地デジ分野における更なる協力強化及びICT分野全体での協力関係の強化について合意し、両国間でのICT分野の連携を進めるため「ICT政策対話」を定期的に開催していく等の内容を盛り込んだ共同声明に署名しました。

(3) エスピン戦略部門調整省副大臣をはじめとしたJICA地デジ関連本邦研修受講経験者と懇談し、日本とエクアドルの  地デジ分野の更なる連携強化へ向け激励を行いました。

(4) 4月28日、29日に地上デジタル放送(ISDB-T)国際ビジネスセミナーを開催し、約50名で構成される日本の官民ミッション団の団長として参加しました。本セミナーの出席者は300名を越える大盛況で、地デジ日本方式のメリットの具体的活用事例や、日本のほか、ブラジルやペルーの専門家からの周辺国の地デジ取組状況の紹介、参加企業からの地デジ関連製品のプレゼンテーション等が行われました。

(5) 本セミナーにおいては展示ブースを併設し、日本企業の地デジ関連機器や放送コンテンツ等を紹介いたしました。また、セミナーに参加されたエクアドル関係者が日本に行ってみたいと思っていただけるよう、日本の観光案内情報雑誌、伝統的な郷土玩具や陶芸品等を紹介いたしました。また、セミナーのレセプションでは、日本酒や日本食を振る舞いました。

(6) 本セミナーに出席したスリランカ民主社会主義共和国に対して、地デジ日本方式の採用を強く働きかけました。
連絡先
情報通信国際戦略局国際経済課 
中川課長補佐、坂本係長、北村事務官
 電話:03−5253−5928(直通)
 FAX:03−5253−5930
 E-mail: creative_iead_atmark_ml.soumu.go.jp
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