総務省・経済産業省では、日本のOECD加盟50周年記念の取組の一環として、ビッグデータが有する可能性や、経済、社会、イノベーションに与える多大な効果を共有するとともに、ビッグデータの利活用を更に進めるために解決すべきグローバルな課題について議論するため、「知識経済に関するグローバルフォーラム」を開催します。
1. OECD「知識経済に関するグローバルフォーラム」について
OECD(経済協力開発機構)では、多国間で取り組むべきグローバルな政策課題について議論するため、企業、学識経験者、政府関係者等の様々なステークホルダーによる「知識経済に関するグローバルフォーラム」(以下「グローバルフォーラム」)を2011年から毎年開催しています。
今年は我が国のOECD加盟50周年の節目となっており、2014年の第4回グローバルフォーラムは、新しい経済成長の源泉となる知識資産のうち、「データ」の利活用をテーマとして日本で開催されることになりました。
今後、あらゆるモノがインターネットでつながり、そこで生まれる多種多様なデータを比較・分析することによって得られる知見は、現代の経済や社会が有する多くの課題の解決や、ビジネスの新たな付加価値・促進につながります。その一方で、それらのビッグデータを活用していく上では、プライバシーの適切な保護や、十分なデータ分析を行うためのスキル、データのオープンアクセスへの取組等が不可欠です。
このため、今回のグローバルフォーラムでは、データ駆動型経済※の促進、震災ビッグデータ、高齢化社会への対応、プライバシー保護等をテーマに、世界各国の企業、学識経験者、政府関係者等が集まり、二日間にわたってパネルディスカッションを行い、現在の取組の紹介をするとともに、今後の道筋を示します。
※…データが牽引する経済(Data Driven Economy)
2. 開催概要
日時:2014年10月2日(木)〜10月3日(金)
場所:ホテルオークラ東京
(東京都港区虎ノ門2-10-4)
出席者(予定):OECD加盟国、非加盟国の政府関係者、企業、学識経験者等
主催:総務省、経済産業省、OECD
※後日、グローバルフォーラムの専用ホームページにて参加登録方法等をご案内します。