総務省は、中米3カ国(コスタリカ、グアテマラ、ホンジュラス)を対象に、日本の地デジ関連政策・経験の共有を通じた政府間協力関係強化と地デジ市場への日本企業参入支援を目的とした招聘事業を実施しました。
総務省では、地デジ日本方式を採用している中米3カ国(コスタリカ、グアテマラ、ホンジュラス)との外交関係樹立80周年(2015年)を機に外務省等とも連携し、通信担当次官級等計9名を日本に招聘いたしました。本招聘事業は、現在、地デジの本格導入が進む各国との間で日本の政策や経験を共有することを通じて協力関係を強化するとともに地デジ市場への日本企業参入を支援することを目的としたものです。
阪本総務審議官との会談の結果、中米全体における地デジ日本方式による地デジの国民への普及や同方式のメリットの一つである防災への活用の実用化へ向け、中米各国が連携して取り組むこと、これに対して、総務省として引き続き協力していくことが確認されました。
1 招聘期間
2 被招聘者
(1)コスタリカ
アラン・ルイス科学技術通信省次官 等 3名
(2)グアテマラ
エディ・パディージャ通信監督庁長官 等 3名
(3)ホンジュラス
ハビエル・ダカレ国家電気通信委員会委員長代理 等 3名
3 主な訪日プログラム
(1)総務省との会談(阪本総務審議官との会談、地デジにかかる意見交換)
(2)地デジ関係施設への訪問(地デジ施設、放送局、送信機ベンダ、受信機ベンダ)
(3)防災関連機関訪問