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報道資料

平成30年8月3日

野田総務大臣のロシアへの訪問結果

 野田総務大臣は、平成30年7月30日から8月2日までの間、ロシアを訪問しました。総務大臣がロシアを訪問するのは初めてとなります。
 今回は、デジタル発展・通信・マスコミ省ノスコフ大臣を訪問し、情報通信技術及び郵便分野における更なる協力について協議し、共同声明に署名しました。
 また、ロシア郵便モスクワ国際交換局完工式典に出席し、これまでの日本の貢献及び今後の協力についてアピールするとともに、モスクワ市内の郵便局を視察し、ロシアの郵便局で日本製品の販売が着実に進んでいることを確認しました。加えて、日露ワイヤレスラウンドテーブルを初めて開催し、無線通信分野における日露間の産学官の連携を後押ししました。

1.デジタル発展・通信・マスコミ省ノスコフ大臣への訪問

 野田総務大臣は、デジタル発展・通信・マスコミ省ノスコフ大臣を訪問しました。本会談において、情報通信技術(ICT)及び郵便分野において、これまでの両国の協力が着実に進展していることを確認するとともに、今後のさらなる協力について協議し、共通の認識をまとめた「野田総務大臣とノスコフデジタル発展・通信・マスコミ大臣による情報通信技術及び郵便分野における協力に関する共同声明」(別添)に署名しました。
 

2.ロシア郵便モスクワ国際交換局完工式典への出席

 我が国企業が機材(区分機等)・システム一式を納入したロシア郵便モスクワ国際交換局において、完工式典が開催され、日本側から野田総務大臣、秋葉東芝インフラシステムズ社長、ロシア側からデジタル発展・通信・マスコミ省ノスコフ大臣及びロシア郵便ポドゥグゾフ総裁が出席しました。野田総務大臣は、郵便分野における協力が今後一層進展するよう、これまでの日本の貢献についてアピールしました。
 

3.郵便局における日本製品販売の視察

 モスクワ市内の郵便局を訪問し、ロシア郵便副総裁のガラクティオノワ女史より、ロシアの郵便局ネットワークを活用した日本製品の販売状況を聴取しました。さらに郵便局内の日本製品の販売スペースを視察し、ロシアの郵便局において、日本製品の販売が着実に進展している状況を確認しました。
 

4.日露ワイヤレスラウンドテーブルへの出席

 日本側からは野田総務大臣、ロシア側からは連邦通信局ドゥホヴニツキー長官が出席し、無線通信分野における日露双方の取組について意見交換を行う、日露ワイヤレスラウンドテーブルを初めて開催しました。両国の産学官の関係者により、活発な情報交換が行われるとともに、モスクワ通信情報技術大学と電気通信大学との間で、学術交流及び協力に関する協定への署名が行われるなど、無線通信分野における産官学の連携の進展に大きく寄与しました。
 
連絡先
(訪問全般について)
国際戦略局国際経済課
担当:佐々木課長補佐、後藤主査
電話:03-5253-5923(直通)
FAX :03-5253-5937

(郵便分野について)
情報流通行政局郵政行政部郵便課国際企画室
担当:岡井企画官、相良係長
電話:03-5253-5972(直通)
FAX :03-5253-5973

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