令和6年9月4日（水）（コロンビア時間）、カルタヘナにおいて、総務省はコロンビア共和国情報技術・通信省との間での情報通信技術分野に関する協力覚書を更新する署名を行いました。
1．情報通信技術分野に関する協力覚書の背景
平成27年、総務省とコロンビア共和国情報技術・通信省との間で両国の情報通信技術（以下「ICT」という。）分野の協力を推進し、案件形成を促進するため、「ICT分野に関する協力覚書」に署名しました。
今般、国際動向や両国の関心を踏まえ、令和6年9月4日（水）、日本が特別ゲスト国として参加する「ANDICOM2024」の機会を捉え、協力覚書を更新するべく、署名式が行なわれました。
2．覚書の概要
更新前の覚書では、協力分野は、ブロードバンドネットワークの整備、サイバーセキュリティ、スマートシティ等とされていました が、新たな協力覚書では、国際動向や双方の関心を踏まえ、以下の分野を追加しています。
・AI（広島AIプロセス等のガバナンスの推進に関する協力を含む）
・5Gのベンダーの多様化を含む開放的で安全かつ強靱なデジタルインフラ
・偽・誤情報対策
・ICT分野におけるスタートアップ支援・人材育成 等
（署名者）
総務省:今川総務審議官
コロンビア共和国情報技術・通信省: オスカル・マウリシオ・リスカノ・アランゴ情報技術・通信大臣
3．今後の方針
総務省としては、更新した協力覚書に基づき、ICT分野における両国間の協力を一層推進してまいります。
