報道資料
令和7年1月17日
電気通信に関するグローバル連合(GCOT)によるOpen RAN 及びAI に関する成果文書の公表
総務省は、この度、電気通信に関するグローバル連合(GCOT:Global Coalition on Telecommunications)における議論の成果として、英国、オーストラリア、カナダ、米国の関係政府機関とともに、「GCOT Open RAN に関する認証原則」及び「電気通信産業におけるAI の導入に関する原則」を取りまとめましたので、公表します。
GCOT は、令和5年10 月に、(1)参加国間の協力・調整の強化、(2)電気通信政策の主要分野に関するより広範な国際的なコンセンサスの構築、(3)産官学の対話を可能にすること、(4)産業界におけるイノベーション及び成長機会の促進を目的として、総務省及び英国、オーストラリア、カナダ、米国の関係政府機関が設立した、電気通信に関する多国間協力枠組みです。
GCOT では、設立後の最初の取組として、サプライチェーン多様化及び6G 等将来の電気通信について議論してきました。この度、議論の成果として、以下の2つの文書を取りまとめましたので、公表します。
1.GCOT Open RAN に関する認証原則
通信事業者及びベンダーを含めたOpen RAN に関するステークホルダーを対象に、Open RAN の自主的な認証制度について、産業界が整備するに当たり参照できる任意の枠組みを示したものです。
2.電気通信産業におけるAI の導入に関する原則
産業界のリーダー、研究者、電気通信向けAI ソリューションを開発する人々を対象に、電気通信産業におけるAI の責任ある利用の原則をまとめたものです。
【関連資料】
別紙1−1:GCOT Open RAN に関する認証原則【
原文(英語)
】
別紙1−2:GCOT Open RAN に関する認証原則【
仮訳(日本語)
】
別紙2−1:電気通信産業におけるAI の導入に関する原則【
原文(英語)
】
別紙2−2:電気通信産業におけるAI の導入に関する原則【
仮訳(日本語)
】
(参考1) GCOT 参加政府機関
・日本 総務省
・英国 科学・イノベーション・技術省
・オーストラリア インフラ・交通・地方開発・通信・芸術省
・カナダ イノベーション・科学・経済開発省
・米国 商務省国家電気通信情報庁
(参考2)電気通信に関するグローバル連合の立ち上げ
https://www.soumu.go.jp/menu_news/s-news/01tsushin08_02000163.html
ページトップへ戻る