ICT分野における日本とシンガポールとの間の協力関係を強化する観点から、幅広い政策課題について意見交換を行うため、総務省とシンガポール情報通信開発庁は、2012年6月20日に、初めてハイレベルの政策対話を開催(於:シンガポール)しました。また、両省庁は同日、政策対話に先立ち、包括的な協力関係を強化する内容の覚書に署名しました。
1 開催日:2012年6月20日(水)
2 開催場所:シンガポール(情報通信開発庁)
3 主な出席者
(1)日本側(総務省):山川総務審議官、湯本情報通信国際戦略局国際協力課長 ほか
(2)シンガポール側(情報通信開発庁):ロニー・テイ長官、レオン・ケン・タイ副長官 ほか
4 主な結果
・医療、教育分野でのICTの先進的な利活用、IPv6への移行、ASEANスマートネットワーク構想実現に向けた連携、APECでの取組、インターネットにおける政策課題について意見交換を行った。
・この結果、今後とも両国の取組について情報・意見交換を継続するとともに、両国が直面する共通の政策課題について、国際的な議論の場も含め、連携して取り組んでいくことで一致した。
・次回の政策対話については、日本で開催することとし、日程や議事等の詳細については別途調整することとなった。
5 覚書の概要
・定期的な政策対話の開催
・ICT分野における両国民間部門の関係の発展と強化
・両国で開催される主要なワークショップ等へのスピーカ等の参加協力
6 その他
・今回の政策対話の開催にあわせて、日星のICT企業によるネットワークセッションが開催され、両国企業による連携等も視野に、交流が図られた。