報道資料
平成25年11月18日
第8回日ASEAN情報通信大臣級会合等の結果
平成25年11月15日、日本とASEAN加盟10か国による第8回日ASEAN情報通信大臣級会合がシンガポールにおいて開催されました。日本から吉崎総務審議官が出席し、日本とASEANとの間の情報通信分野における協力事項として、「ASEANスマートネットワーク構想」を議論するとともに、今後1年間の作業計画を取りまとめました。また、同作業計画はASEAN情報通信大臣による共同声明に盛り込まれました。
1 第8回日ASEAN情報通信大臣級会合の概要
(1) 日時:平成25年11月15日(金)10:15〜11:00(現地時間)
(2) 場所:シンガポール
(3) ASEAN側出席者(
別紙参照)
2 大臣級会合の結果概要
(1) 吉崎総務審議官とシンガポール(主催国)のヤーコブ情報通信大臣が共同議長を務め、これまでの双方の協力関係を評価するとともに、2015年のASEAN共同体の実現に向けて、一層強化していくことに合意しました。
(2) 具体的には、ASEANが目指しているASEAN連結性の強化(「ASEAN連結性マスタープラン」)を支援するため、第6回日ASEAN情報通信大臣級会合で表明した「ASEANスマートネットワーク構想」の具体的内容について議論を行い、この実現を加速させていくことの重要性を確認しました。
(3) また、今後1年間の日本とASEANとの間の情報通信分野における協力施策として「日本とASEANの情報通信分野における作業計画2013−2014」を取りまとめました。
(参考)「作業計画2013−2014」の概要
(i) ASEANスマートネットワークの強化
・ ASEANにおけるICTインフラの強化
(ii) ASEANスマートネットワークの整備を支える重要事項
・ ICT利活用の促進
・ 人材育成
・ 日・ASEAN ICT基金による人材育成プロジェクト
(iii) 情報セキュリティに関する国際連携の推進
(iv) 政策・規制枠組の発展
(4) 総務省としては、引き続き「ASEANスマートネットワーク構想」の下でASEAN諸国との協力・連携を図るとともに、今後1年間の具体的案件として取りまとめられた「作業計画2013−2014」を実施していきます。
3 二国間会談の開催
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