平成30年5月7日から10日までルワンダで開催されたアフリカ最大級のICTイベント「トランスフォーム・アフリカ・サミット2018」に総務省から富永総務審議官が参加し、日本のICT関係者とともに我が国のICTのアピールを行いました。また、ホスト国ルワンダの政府要人等とも会談を行い、ICT分野における協力に関する覚書を締結しました。
（1） トランスフォーム・アフリカ・サミット2018
富永総務審議官はプレナリーセッションに登壇し、TICADをはじめとした日本のアフリカ協力や質の高いICTインフラに関する紹介を行いました。また、今回初めて開設したジャパン・パビリオンには、ルワンダのカガメ大統領をはじめとした多くの要人が訪れ、日本の産学官からの参加者80名余りがICTインフラや利活用のアピールを行いました。
（2） 政府要人等との会談
トゥーレ・スマートアフリカ事務局長（元ITU事務総局長）との会談では、同事務局長から、今回のジャパン・パビリオンの設置をはじめとした日本の長年の協力に対する感謝が述べられました。
ルランギルワ・ルワンダICT省大臣との会談では、二国間の連携がICT分野の発展を推進することを確認し、ICT分野の協力に関する覚書を締結しました。同大臣は、本年3月に訪日した際、坂井総務副大臣との会談を行っており、今回の覚書はその会談結果を踏まえたものです。
アカマンジ・ルワンダ開発庁総裁との会談では、同総裁から、両国間のICT分野案件の積極的な推進と、日本企業の積極的な投資活動に対する期待が述べられました。
（3） 宮下孝之駐ルワンダ特命全権大使による公邸レセプション
サミット出席者や現地日本企業関係者など約100人が招かれたレセプションの場で、富永総務審議官から参加者への挨拶が行われました。
総務省は、来年横浜市で開催されるTICAD VIIに向けて、関係者の協力を得ながら、ルワンダをはじめとするアフリカ諸国とのICT関連の取組を進めて参ります。
＜関連報道発表資料＞
ルランギルワ・ルワンダ共和国ICT大臣による坂井総務副大臣表敬（平成30年3月15日）
