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報道資料

平成31年3月25日

アンゴラ共和国における地上デジタルテレビ放送日本方式採用

 現地時間3月20日、アンゴラ共和国(以下「アンゴラ」という。)は、同国における地上デジタルテレビ放送(以下「地デジ」という。)方式の規格として日本方式の採用を決定しました。日本方式採用国としては20カ国目になります。

1 アンゴラによる日本方式の採用

(1)アンゴラの地デジ方式に関しては、2013年に欧州方式の採用が決定されましたが、その後、改めて日本方式の採用に向けた検討が進められてきました。総務省としても、同国における日本方式の採用に向けた検討に協力してきたところです。
 
(2)この検討の結果、同国において、現地時間3月20日、日本方式の採用を決定する旨の大統領令が官報で公表されました。

 

2 総務省の今後の取組

 総務省としては、アンゴラの決定を歓迎するとともに、同国の円滑な地デジ化に向け、支援していく考えです。
 

(参考資料)

<地上デジタルテレビ放送日本方式(ISDB−T(Integrated Services Digital Broadcasting – Terrestrial)とは>

 国際標準となっている地上デジタルテレビジョン放送の規格には、大きく分けて日本方式、欧州方式、米国方式、中国方式の4方式が存在します。日本方式は、1つの送信機で固定端末向けと携帯端末向け放送を実現し、効率的な設備投資でネットワーク構築が可能といった優位性があります。また、災害時や停電時のような状態であっても電池で稼働し、いつでもどこでも受信できる携帯端末向け放送や緊急警報放送等の機能を有しており、災害対策のツールとしても有効です。

【日本方式採用各国の採用時期】
・ブラジル 2006年 6月
・ペルー 2009年 4月
・アルゼンチン 2009年 8月
・チリ 2009年 9月
・ベネズエラ 2009年10月
・エクアドル 2010年 3月
・コスタリカ 2010年 5月
・パラグアイ 2010年 6月
・フィリピン 2010年 6月(2013年11月、再表明)
・ボリビア 2010年 7月
・ウルグアイ 2010年12月
・ボツワナ 2013年 2月
・グアテマラ 2013年 5月
・ホンジュラス 2013年 9月
・モルディブ 2014年 4月
・スリランカ 2014年 5月
・ニカラグア 2015年 8月
・エルサルバドル 2017年 1月
アンゴラ 2019年 3月
連絡先
国際戦略局国際協力課
(地デジ協力について)
担当 :藤田課長補佐、五十嵐専門職
電話 :03-5253-5928
FAX  :03-5253-5930
e-mail: infra_iead_atmark_ml.soumu.go.jp
 
情報流通行政局放送技術課
(地デジ技術について)
担当 :佐々木課長補佐、谷田係長
電話 :03-5253-5784
FAX :03-5253-5788
e-mail:btd_i_atmark_ml.soumu.go.jp

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