1 覚書署名の経緯
平成29年1月、高市総務大臣(当時)とサッレー通信マルチメディア大臣(当時)の間で、両国の情報通信分野全体の協力を一層推進し、日本企業の海外展開促進につなげるため、情報通信分野の協力に関する覚書に署名しました。
今般、マレーシアで日マレーシア首脳会談が開催される機会を捉え、これまでの情報通信分野の協力に加え、5Gセキュリティや将来の先駆的ネットワーク等に関する内容を追加した覚書に、鈴木総務大臣とファミ マレーシア通信デジタル大臣(以下「ファミ大臣」といいます。)が署名し、令和5年11月5日(日)、両国首脳立会いの下、吉田総務審議官とモハマド・ファウジ通信デジタル省事務次官が覚書の文書交換を行いました。
2 覚書の概要
総務省とマレーシア通信デジタル省との間で、以下の分野の協力を進めることとしています。
(1)放送分野
- 政策や規制に関する情報交換
- 以下のような放送番組製作やその他関連活動の協力促進
― デジタルコンテンツを含めた番組共同製作
― 専門家交流
(2)ICT分野
- 政策や規制に関する情報交換
- 両当事者間の産業連携の促進
- 以下のような両当事者間の技術的協力の促進
― 国際機関での技術標準化
― 人材育成と専門家交流
(3)その他
- 両国の社会経済の幅広い分野における共同調査研究
- 両当事者間で受け入れ可能なその他の協力
3 今後の方針
総務省としては、本覚書に基づき、情報通信分野における両国間の協力を一層推進していきます。
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