令和6年2月8日、松本総務大臣とケニア共和国のムダバディ内閣筆頭長官兼外務大臣は、総務省と情報通信・デジタル経済省との情報通信技術分野における協力覚書に署名しました。
また、両大臣は同日、日・ケニア首脳会談の後に行われた文書交換式において、岸田内閣総理大臣及びウィリアム・ルト大統領立ち会いの下、協力覚書文書を交換しました。
1 覚書の背景
総務省はケニア共和国情報通信・デジタル経済省との間で、情報通信技術分野における協力覚書(以下「覚書」という。)の締結に向けた協議を重ねてきました。このたび、両国間で情報通信技術・郵便分野について協力を一層強力に進めていくことで一致したことから、ウィリアム・ルト大統領の訪日の機会を捉え、松本総務大臣とムダバディ内閣筆頭長官兼外務大臣が覚書に署名しました。この覚書の交換は、日・ケニア首脳会談の後に行われた文書交換式において、岸田内閣総理大臣及びウィリアム・ルト大統領立ち会いの下で行われました。
2 覚書の概要
以下の分野について、二国間協議、ビジネス活動の奨励、国際連携枠組み(ITU等)での連携を推進していくこととなりました。
ア ICTインフラ展開に関する協力
イ 社会的課題を解決するICTソリューションに関する協力
ウ 人材育成協力
エ 郵便サービス
3 今後の方針
本覚書に基づき、情報通信技術分野における両国間の協力を一層推進していきます。