1 会合目的
アジア・太平洋電気通信共同体(APT)(※)は、アジア太平洋地域における電気通信の均衡した発展を目的として、研修やセミナーを通じた人材育成、標準化及び無線通信等の地域的政策調整を行っています。総務省は、国際貢献、域内リーダシップの確保及びICT産業の海外展開支援等を目的とする特別拠出金をAPTに拠出しています。
今般、日本の特別拠出金を活用した取組として、APTの主催による「APT幹部ワークショップ」が開催されました。本ワークショップは、通信主管庁において政策立案を担当する幹部を対象として、政策課題に関する論議を通じて社会的課題の解決方策や多面的な視点を提供するとともに、参加者の能力構築、相互理解及び人脈形成を支援することを目的としています。
※アジア・太平洋電気通信共同体(APT: Asia-Pacific Telecommunity):
1979年にアジア太平洋地域における電気通信専門の国際機関として設立。本部はタイ(バンコク)。
2 開催概要
(1)開催期間
令和7年4月7日(月)から同年4月10日(木)まで
(2)場所
ホテルニューオータニ(東京都千代田区)
(3)出席者
イラン、ラオス、マレーシア、モンゴル、ネパール、パラオ、スリランカ、タイの通信主管庁の幹部等
(4)主なプログラム
- 開講式
- 基調講演
- テーマ別セッション
- 参加者によるプレゼンテーション
- 日本企業との懇談会
- ICT関連施設の視察
- 閉講式
3 今後の方針
引き続きAPTと連携し、各国における社会的課題の解決に向けた取組や各国政府職員の能力構築に貢献してまいります。