令和7年5月4日(日)から同年5月6日(火)まで、川崎総務大臣政務官はシンガポール共和国に出張し、シンガポール政府要人との会談等を行い、今後の情報通信分野の協力関係の強化に向けた意見交換等を行いました。
出張結果概要は以下のとおりです。
デジタル開発・情報省のラハユ・マザム国務大臣との会談を行い、2026年の日・シンガポール外交関係樹立60周年に向けた情報通信分野の二国間協力をより一層、強化するため、意見交換を行いました。
会談では、両国のこれまでの緊密な連携を確認するとともに、AI、偽・誤情報対策、海底ケーブル、サイバーセキュリティ、量子暗号通信をはじめとする情報通信分野における協力について意見交換を行い、国際機関における協力を進めることなどを確認しました。
また、5G/オープンRAN、Beyond 5G、非地上系ネットワーク(NTN)等の通信技術の研究開発に取り組んでいるシンガポール工科デザイン大学を訪問し、国立研究開発法人情報通信研究機構(NICT)とシンガポール工科デザイン大学との間で署名された、Beyond 5Gの推進に向けた覚書の文書交換式に立ち会いました。
このほか、在シンガポール日系企業との意見交換会や、デジタル技術を活用した研究開発やオープンイノベーションを推進する日系企業の視察を実施しました。