総務省は、トラストサービスの一つである組織が発行するデータの信頼性を確保する仕組み(通称:eシール)について、国際的な動向を踏まえつつ検討するため、「組織が発行するデータの信頼性を確保する制度に関する検討会」を開催します。
1 目的
サイバー空間と実空間の一体化が進むSociety5.0ではデータの重要性が高まり、データ流通を支える基盤として、データの信頼性を確保する仕組みであるトラストサービスが必要となります。
トラストサービスの中でも、組織が発行するデータの信頼性を確保する仕組みは、請求書や領収書をはじめとする組織内外における様々な書類のやり取りの電子化を一層促進し、業務改革や生産性の向上等に資することが期待されます。
かかる観点から、国際的な動向を踏まえつつ、組織が発行するデータの信頼性を確保する制度について検討するため、本検討会を開催します。
2 議題
(1)組織が発行するデータの信頼性を確保する仕組みが有効なユースケース
(2)組織が発行するデータの信頼性を確保する制度の枠組みに関する事項
(3)当該枠組みにおけるトラストサービスの認定基準等に関する事項
(4)その他
3 構成員等
4 スケジュール
令和2年4月20日(月)に第1回会合を開催し、以降順次開催予定です。