総務省では、サイバーセキュリティタスクフォースの下に「ICTサイバーセキュリティ政策分科会」（主査：後藤厚宏 情報セキュリティ大学院大学 学長）を開催し、我が国のサイバーセキュリティを巡る今後の環境変化を見据え、総務省が中長期的に取り組むべきサイバーセキュリティ施策の方向性について検討を行います。
1 概要
社会全体のデジタル化が進展し、我々の日常生活や社会経済活動におけるサイバー空間への依存度はますます上昇する一方で、サイバー攻撃の巧妙化・深刻化が進み、セキュリティリスクが高まっている状況にあります。更に、厳しさを増す安全保障情勢、生成AIなどの新たな技術・サービスの急速な普及やサプライチェーンの多様化・複雑化などを踏まえれば、我が国のサイバーセキュリティを巡る環境は今後大きく変化していくことが見込まれます。
これを踏まえ、本分科会は、「サイバーセキュリティタスクフォース」の下に開催される会合として、総務省が中長期的に取り組むべきサイバーセキュリティ施策の方向性について検討を行います。
2 主な検討事項
（1）重要インフラ分野におけるサイバーセキュリティ対策強化の在り方
（2）サイバーセキュリティの基盤となる人材育成及び研究開発の在り方
（3）サイバーセキュリティの確保に向けた国際連携及び普及啓発の在り方
3 構成員
4 スケジュール
令和6年2月9日（金）に第1回会合を開催し、以降順次開催する予定です。
のとおり。
