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報道資料

平成21年5月22日

使用済携帯電話回収促進キャンペーンについて

 総務省は、本年6月の環境月間を契機に、6月3日からクールアース・デーの7月7日までの約1ヶ月間を「使用済携帯電話回収促進キャンペーン」として、経済産業省、環境省、地方公共団体、通信事業者及び携帯電話メーカー等と連携して、様々な取組、行事を実施いたしますので、お知らせいたします。なお、本件については、経済産業省・環境省と同日報道発表いたします。

1 趣旨

 携帯電話・PHS(以下、単に「携帯電話」という。)には、貴金属やレアメタルが高濃度で含有されており、使用済みとなった携帯電話をリサイクルすることによって、これらを資源として有効に活用することができるとともに、廃棄物の減量化や、天然鉱石の採掘の抑制等も図られることから、環境保全にも貢献することができます。
 このため、本年6月の環境月間を契機に、本年6月3日からクールアース・デーの7月7日までの約1ヶ月間を「使用済携帯電話回収促進キャンペーン」として、経済産業省、環境省、地方公共団体、通信事業者及び携帯電話メーカー等と連携して、使用済携帯電話の回収への協力を呼びかけてまいります。

2 期間中の取組

※期間中の取組は予定のものもあり、変更となる場合がございます。

(1)キックオフイベント

 日時:平成21年6月3日(水)12:00〜12:30
 場所:株式会社ビックカメラ有楽町店本館1Fピロティー
 内容:キャンペーンのキックオフイベントとして、使用済携帯電話の回収への協力を呼びかけるメッセージを発信する予定です。

(2)携帯電話リサイクルに関するシンポジウムの開催
   〜循環型社会における携帯電話の3R〜

 日時:平成21年6月11日(木)13:00〜16:00
 場所:秋葉原UDX アキバ・スクエア
 内容:使用済携帯電話の回収・リサイクルの周知・啓発活動の一環としてシンポジウムを開催するとともに、携帯電話から回収される金属や部品リユースにより作られた製品などの展示や、携帯電話の手分解作業の実演等を行います。(シンポジウムの概要は別紙のとおりです。)

(3)横浜市及び京都市における使用済携帯電話の回収実証実験

 キャンペーンの期間中、横浜市及び京都市において、使用済携帯電話の「特別回収」を実施する予定です。
 

(4)地方公共団体、携帯電話販売店におけるポスターの掲示及びパンフレットの配布

 キャンペーン期間中、経済産業省、環境省、通信事業者及び携帯電話メーカー等と共同で作成したポスター及びパンフレットを、地方公共団体及び携帯電話販売店※において掲示・配布いたします。

※株式会社NTTドコモ、KDDI株式会社、沖縄セルラー電話株式会社、ソフトバンクモバイル株式会社、株式会社ウィルコム及び株式会社ウィルコム沖縄の各専売店舗並びに株式会社ビックカメラの各店舗

(5)通信事業者等による周知・啓発活動

 通信事業者等は、キャンペーン期間中に、各種メディアや各種イベントの開催を通じて使用済携帯電話の回収・リサイクルへの協力の呼びかけを行う予定です。

(6)エコライフ・フェア2009

 6月6日(土)、7日(日)に代々木公園ケヤキ並木・イベント広場で開催されるエコライフ・フェア2009において、使用済携帯電話の回収促進のための出展が行われる予定です。

(7)その他の関連行事

 その他、地方公共団体等においても、各種行事が予定されており、Re-Style(リ・スタイル)のホームページで、情報を提供いたします。
  Webサイト「Re-Style」
  携帯サイト

3 資料

連絡先
総合通信基盤局 電気通信事業部
電気通信技術システム課
担当:菅田課長補佐、木村主査
電話:03−5253−5858
FAX:03−5253−5863

携帯電話リサイクルに関するシンポジウム(概要)

<コンセプト>

 総務省主催、経済産業省・環境省共催、通信事業者及び携帯電話メーカー等の協力のもと、使用済となった携帯電話・PHS(以下、単に「携帯電話」という。)の回収・リサイクルの周知・啓発活動の一環としてシンポジウムを開催するとともに、携帯電話から回収される金属や部品リユースにより作られた製品などの展示や、携帯電話の手分解作業の実演等を行います。

<テーマ>

循環型社会における携帯電話の3R※
※3R=Reduce(リデュース;廃棄物の発生抑制)、Reuse(リユース;資源や製品の再使用)、Recycle(リサイクル;再生利用)

<概要>

※シンポジウム・展示の内容、講演者・パネラー等は予告なく変更する場合があります。

◆日時: 6月11日(木) 13:00〜16:00
◆会場: 秋葉原UDX アキバ・スクエア
◆出席者: 総務省、経済産業省、環境省、地方公共団体、通信事業者、携帯電話メーカー、
関係団体等
◆司会進行: 永井美奈子(フリーアナウンサー)
◆シンポジウム・展示の内容
 【前半】 90分
  1) 主催者等挨拶
   総務省
   経済産業省
   環境省
  2) 基調講演
   (1)「携帯電話等の小型家電製品からのレアメタル等の回収の現状と課題」
   東北大学大学院環境科学研究科 教授 白鳥 寿一
   (2)「環境に優しいケータイ開発」
   日本電気株式会社 パーソナルソリューションビジネスユニット 支配人 田村 義晴
 【休憩】 30分 <展示コーナー見学>
 【後半】 50分
  3)パネルディスカッション
   「携帯電話リサイクルの推進に向けて(仮)」
    モデレータ:明治大学法学部 教授 新美 育文
    パネラー(50音順):
     KDDI株式会社 総務部長 安藤 亨
     株式会社ビックカメラ 取締役CSRO 加藤 周二
     パナソニック モバイルコミュニケーションズ株式会社 環境センター 所長 菅沼 祐一郎
     生活経済ジャーナリスト 高橋 伸子
     京都市 環境政策局循環型社会推進部長 長谷川 一樹
     
 【展示】
  ○ケータイパンチによる破砕実演及び回収ボックス展示
  ○手分解作業の実演
  ○携帯電話から取り出した金属、プラスチック等と再利用例の展示
  ○部品リユースにより作られた製品の展示
  ○植林等の環境保護活動への寄付の紹介
  ○携帯電話リサイクルに関するDVD上映
  ○その他携帯電話リサイクルに係るパネル展示    等

<シンポジウム参加希望者の方へ>

 シンポジウムに参加を希望される方は、平成21年6月8日(月)17時までに、下記フォーマットに必要事項を記入の上、電子メール(携帯電話、PHSは除く)にてmobile-symposium_atmark_ml.soumu.go.jpまでお知らせください。なお、メールの件名には「シンポジウム参加申し込み」と記入願います。
※スパムメール対策のため、「@」を「_atmark_」として表示しております。送信の際には、「@」に変更してください。
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(お申し込みフォーム) ※事前申込締切日 平成21年6月8日(月)
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mailto: mobile-symposium_atmark_ml.soumu.go.jp
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お名前(必須):
ご職業・ご所属(必須):
TEL(必須):
FAX:
Email(必須):
※シンポジウム前日までに、開催案内をメールにて送付させていただきます。
※定員数には限りがございますので、万一ご希望に添えない場合はご容赦下さい。
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