総務省は、本日、情報通信審議会(会長代理:坂内 正夫 国立情報学研究所所長)から、平成17年10月31日付け諮問第2020号「ネットワークのIP化に対応した電気通信設備に係る技術的条件」のうち「IP移動電話端末の技術的条件等」について、一部答申を受けました。
1 背景
LTEやWiMAX等のモバイルブロードバンドサービスやスマートフォンの急速な普及により、通信トラヒックの爆発的な増加や通信サービスの利用形態の多様化等、携帯電話を取り巻く環境が大きく変化しています。また、ベストエフォート回線のブロードバンド化に伴う通信品質の向上に伴い、当該回線を用いた0AB〜J番号のIP電話サービスや新たな提案がなされています。
これを踏まえ、情報通信審議会情報通信技術分科会IPネットワーク設備委員会では、080/090番号を用いるIP移動電話端末が具備すべき機能やIP化に対応したソフトフォンの認証等の在り方、ベストエフォート回線を利用する0AB〜J番号のIP 電話の通信品質の考え方等について、平成24年4月より検討がなされました。
本件は、同委員会で取りまとめられた検討結果について、情報通信審議会情報通信技術分科会で審議いただき、本日、一部答申を受けたものです。
2 一部答申の内容
3 今後の予定
総務省では、本一部答申を受けて、関係規定の整備等を速やかに進めていく予定です。