総務省は、ICTの新たなサービスの登場や新技術を活用した情報の流通などにより、諸権利との関係を整理する必要が生じてきていることから、「利用者視点を踏まえたICTサービスに係る諸問題に関する研究会」を開催します。
1 目的
新たなサービスの登場や新技術を活用した情報の流通などにより、通信の秘密、個人情報保護、知的財産保護などの観点から、新たな課題が生じたり、深刻化したりしています。また、諸権利との関係が不分明なために、新規サービスの展開が円滑に進まないといった課題も生じています。
こうした課題について、利用者視点を踏まえながら、関係者間で、速やかに具体的な対応策を検討して実施するとともに、通信の秘密等との関係についても必要に応じて整理することを目的とし、「利用者視点を踏まえたICTサービスに係る諸問題に関する研究会」を開催します。
2 検討事項
(1)ICTサービスを展開するに際しての通信の秘密等についての考え方の整理
(2)個別課題の対応策の検討
(3)その他利用者視点を踏まえたICTサービスに係る諸問題に対する対応策の検討
3 構成員
4 開催期間
平成21年4月9日に第1回会合を行い、平成21年夏までを目処に第一次取りまとめを行う予定です。