報道資料
平成21年5月13日
情報通信審議会 情報通信技術分科会
広帯域移動無線アクセスシステム委員会
2.5GHz帯を使用する広帯域移動無線アクセスシステム用小電力レピータの
技術的条件(案)に対する意見募集
(広帯域移動無線アクセスシステム委員会報告(案)に対する意見募集)
情報通信審議会情報通信技術分科会広帯域移動無線アクセスシステム委員会(主査:安藤 真 東京工業大学大学院教授)は、平成20年12月より2.5GHz帯を使用する広帯域移動無線アクセスシステム用小電力レピータの技術的条件について検討を行って参りました。
このたび、委員会報告案(
技術的条件案(PDF))を取りまとめましたので、本報告(案)に対し、平成21年6月12日(金)までの間、意見を募集することとします。
1 概 要
広帯域移動無線アクセスシステムの利用形態については、ノートPC等の情報端末によるデータ通信利用の需要が見込まれており、屋外のエリア整備のみならず屋内へのエリア拡充についても期待が寄せられています。
現在、鉄道駅構内、空港内等の公共性が高く、比較的規模の大きな施設内については、基地局を設置することによりサービスエリアの拡充を進めていますが、地下街の個別店舗等の比較的規模の小さい施設内、宅内及び鉄道・バスの車両内に至るまでの利用エリアの迅速な拡大を促進するために、携帯電話やPHSと同様に、安価でかつ迅速に設置が可能な小電力レピータを導入することが有効であると考えられています。
このような背景を踏まえ、情報通信審議会情報通信技術分科会広帯域移動無線アクセスシステム委員会(主査:安藤 真 東京工業大学大学院教授)では、2.5GHz帯を使用する広帯域移動無線アクセスシステムのうち小電力レピータについて、国内外の技術の進展及び周波数の一層の有効利用を考慮して、今後の2.5GHz帯を使用する広帯域移動無線アクセスシステム用小電力レピータについて検討を行い、それらに必要となる技術的条件について審議を行ってきており、この度これまでの審議結果についてとりまとめを行いました。
つきましては、本報告(案)に関して広く国民の皆様から以下の要領で意見を募集致します。
2 意見募集の対象及び意見公募要領
3 今後の予定
意見募集の結果を踏まえ、本年6月に報告をとりまとめる予定です。
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