2月23日、IoT推進コンソーシアム(ITAC)と、インドの全国ソフトウェア・サービス企業協会(NASSCOM)との間で、IoT分野の協力に係る覚書への署名が行われました。今後、こうしたIoT分野の取組等を推進することにより、IoT分野での国際連携を支援してまいります。
1.背景
2015年10月に産学官の枠組みであるIoT推進コンソーシアム(ITAC)が設立され、その後、IoT分野での国際連携について、2016年10月に米国のインダストリアル・インターネット・コンソーシアム(IIC)及びオープンフォグ・コンソーシアムとIoT分野の協力に係る覚書を締結しました。
今般、インドの全国ソフトウェア・サービス企業協会(NASSCOM)とIoT分野の協力に係る覚書を締結することが合意されました。
2.覚書のポイント
IoT推進コンソーシアム(ITAC)と全国ソフトウェア・サービス企業協会(NASSCOM)は、グッドプラクティス等の情報交換や両団体会員企業の相互訪問、両団体が連携可能な分野等の検討等の取組を実施していきます。(詳細は
別紙参照)
(署名式の模様)
(参考1)IoT推進コンソーシアム(ITAC)
2015年10月に、総務省と経産省の共同の呼びかけの下、民間主導の組織としてIoT(Internet of Things)/ビッグデータ/人工知能時代に対応し、企業・業種の枠を超えて産学官で利活用を推進する枠組みとして設立。会員数約2,800社(2017年2月現在)。具体的には、複数のWGのもとで、IoT関連技術の開発・実証や新たなビジネスモデルの創出、IoTセキュリティ対策、データ流通促進等の取組を実施。
(参考2)全国ソフトウェア・サービス企業協会(NASSCOM)
1988年に設立された、インドのITビジネス関係の業界団体。会員企業はIT、ソフトウェア、webサービス、電子商取引等のインド企業、多国籍企業約2,000社(2017年2月現在)。