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報道資料

平成21年7月10日
総務省

平成21年「情報通信に関する現状報告」(情報通信白書)の公表

総務省は本日、平成21年「情報通信に関する現状報告」(平成21年版情報通信白書)を公表しました。

平成21年版情報通信白書は、国民に広く利用される白書を目指して、様々な工夫を行っています。

特集テーマは「日本復活になぜ情報通信が必要なのか」とし、世界的な経済危機の中で、情報通信政策の観点からいかに日本再生に貢献できるのかを分析しました。


1 今年の変更点

平成21年版情報通信白書は、これまでの白書と3つの点で異なります。

第一は、広く一般から公募した表紙絵等やコラムを掲載した、国が発行する白書の中では初めての「読者参加型」白書になりました。

第二に、出典や参考文献などにインターネット上のURLを記載する「クロスメディア白書」に進化しました。

第三に「わかりやすい白書」を志向して、特集テーマを扱う「第1部」と、市場や政策の最新動向を扱う「第2部」の2部構成にし、段落や図表ごとに要約見出しをつけています。


2 特集テーマ

第1部の特集テーマを、「日本復活になぜ情報通信が必要なのか」とし、世界的な経済危機の中で、情報通信政策の観点からいかに日本再生に貢献できるのかを分析しています。

第一に情報通信と成長を結ぶ経路を整理し、第二に世界経済の変動と日本の情報通信の現状を評価するとともに、第三に情報通信による日本復活に向けた3つの挑戦の具体策を提示しています(別添1参照)。


3 「みんなでつくる情報通信白書コンテスト」の結果

「みんなでつくる情報通信白書コンテスト」(平成21年版情報通信白書の表紙絵及びコラムの公募)を実施し、有識者や専門家による審査を通じ、応募総数240点(表紙絵65点、コラム175点)の中から、受賞作品を選定しました(別添2参照)。

受賞作品は、情報通信白書の表紙絵等や本文中のコラムとして掲載されています。また、7月下旬に表彰式を開催し、表彰状等を授与する予定です。

 

4 「情報通信白書アーカイブ」の拡充

昭和48年から作成しているすべての情報通信白書(平成12年以前は通信白書)の全文を、情報通信白書ホームページに新たにHTML及びPDF形式で公開いたします。簡単な検索機能なども利用できるようになっており、昭和の時代から刊行されている白書の中では最も進んだアーカイブとなっています。

 

 

<その他>

情報通信白書ホームページへの掲載

(1)   平成21年版情報通信白書(日本語版(全文及び概要))を、7月10日(金)から掲載

(2)   英語版(要旨及び概要)を、8月中を目途に掲載予定

(3)   小中学生向け「情報通信白書for Kids」を、9月中を目途に更新予定


○出版

「みんなでつくる情報通信白書コンテスト」の応募作品の中から選定された表紙絵やコラムを掲載したA4カラー刷りの冊子を、主要書店、政府刊行物サービスセンター及び官報販売所において7月13日(月)から発売予定


○有識者コラムのホームページへの掲載

平成21年版情報通信白書の内容について、幅広い分野の有識者によるコラムを順次掲載予定


○「みんなでつくる情報通信白書コンテスト」の結果をホームページに掲載

「みんなでつくる情報通信白書コンテスト」の受賞作品と表彰式の模様を、7月下旬に掲載予定



【別添資料】

別添1 「平成21年版情報通信白書」の概要

別添2 「みんなでつくる情報通信白書コンテスト」受賞者


【関係報道発表】

「平成21年版情報通信白書の表紙絵及びコラムの公募について〜みんなでつくる情報通信白書コンテスト〜」

連絡先
連絡先:情報通信国際戦略局
情報通信政策課情報通信経済室
担 当:佐伯課長補佐、安藤研究係長
電 話:03-5253-5720(直通)
FAX:03-5253-5721

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