報道資料
平成25年4月30日
新藤総務大臣のインドネシアへの訪問結果
新藤総務大臣は、平成25年4月28日(日)から5月1日(水)までの日程で、インドネシア(ジャカルタ)を訪問しました。
今回の訪問では、ティファトゥル通信情報大臣と会談し、防災ICTシステムの早期導入、「コミュニティワンセグ」システムの普及及び情報セキュリティの強化に向けた協力について意見が一致し、今後、双方で取り組んでいくことを確認の上、大臣間で文書に署名しました。
また、アグン国民福祉調整大臣(防災担当)と会談し、防災ICTシステムの早期導入、防災教育及び消防防災体制強化等のノウハウ共有等の協力について意見が一致しました。
さらに、ミンASEAN事務総長と会談し、ASEAN広域防災連携及び「日・ASEANサイバーセキュリティ協力に関する閣僚政策会議」をはじめとするセキュリティ面での協力について意見が一致しました。
新藤総務大臣は、インドネシアの閣僚等との間で、主に、以下の事項に関する協力等について意見が一致しました。
1 ティファトゥル通信情報大臣との会談
- 放送メディアや防災無線等を用いた我が国の防災ICTシステムの早期導入に向けた実現可能性調査の実施及び検討会の立ち上げ
- 情報・電力の手段が限られている僻地における「コミュニティワンセグ」システムの普及に向けたモデルの構築
- 本年9月に東京で開催予定の「日・ASEANサイバーセキュリティ協力に関する閣僚政策会議」をはじめとした情報セキュリティ分野における両国間の取組の推進
- 本会談での成果を記した大臣間の文書への署名
2 アグン国民福祉調整大臣との会談
- 防災ICTシステムの早期導入
- 我が国の経験に基づいた防災教育の重要性
- コンビナート災害等への対応を含めた消防に関する制度・体制整備等の協力
3 ミンASEAN事務総長との会談
- ASEAN防災・人道支援調整(AHA)センターを中心としたASEAN広域防災連携に対する協力
- 「日・ASEANサイバーセキュリティ協力に関する閣僚政策会議」をはじめとした情報セキュリティ分野における協力
4 ERIA西村事務総長、AHAセンターファイサル所長との会談
- 東アジアASEAN経済研究センター(ERIA)を通じたASEAN、更には東アジア地域全体の経済統合推進のための取組の強化
- AHAセンターを通じたASEAN広域防災連携体制確立に向けた具体的協力活動の一層の推進
ページトップへ戻る