第10回アジア=太平洋郵便連合大会議は、3月9日(月)から13日(金)までの5日間、アジア=太平洋郵便連合(APPU)の全加盟国の代表等が参加し、APPUにおける重要事項の審議を行うため、ニュージーランドのオークランドで開催されました。会議結果は以下のとおりです。
1 期間
平成21年3月9日(月)から3月13日(金)まで(5日間)
2 開催地
3 出席者
APPUの全加盟国(31カ国)のうち26カ国の代表、万国郵便連合(UPU)及びその関係機関等からのオブザーバー等約180名の参加があり、我が国からは総務省情報流通行政局郵政行政部郵便課国際企画室長を団長として、総務省及び郵便事業株式会社で構成される日本代表団が出席しました。
4 審議された重要事項
(1)規制ワークショップ
各国から、自国の郵便に係る規制状況について発表があり、その後意見交換を行いました。日本も日本における郵政民営化の状況等を発表し、有意義な意見交換を行いました。
(2)財政委員会
今後APPUの2007年及び2008年における連合の収支状況及び2009年及び2010年における予算に係る説明及び議論が行われました。
(3)地域戦略・ビジネス機会ワークショップ
各国から、インターネット等のICTを利活用したビジネス戦略の紹介が行われました。
(4)事務局長選挙
APPU事務局長選挙が行われ、タイのソムチャイ・レオパニチュクル氏(現職)及び韓国のジェ・ソック・ミン氏(APPU執行理事会議長)が立候補していたところ、ソムチャイ・レオパニチュクル氏が再選を果たしました。
5 参考
アジア=太平洋郵便連合(APPU)大会議は、APPUの最高機関として原則4年に1回開催されます。同大会議では、APPUの今後の活動に係る議論、国際郵便業務及び国際送金業務に関する議論、予算状況に関する審議、事務局長の選出等を行うことになっています。